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身長は横ばい…体重ばかり増える小中高校生

身長は横ばい…体重ばかり増える小中高校生

Posted March. 16, 2018 08:02,   

Updated March. 16, 2018 08:02

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「子供の頃の肉は、後で身長に変わる」という言葉は、もはや通用しないようだ。小中高校の児童生徒の身長は、10年前とほとんど差がないのに、体重だけが増えたことが調査の結果分かった。

教育部は、昨年3~6月に小中高校764校の児童生徒8万484人を対象に行った「2017年の児童生徒の健康検査の標本調査」の結果を15日発表した。昨年の高3男子生徒の平均身長は173.5センチで、10年前より0.4センチ減ったが、平均体重は68.3キロから71キロに2.8キロが増えた。高3女子生徒も身長は減ったが、体重は増えた。小中学生の平均身長は10年前より0.1~1.5センチ伸びたが、同期間の体重の増え幅(1.3~2.9キロ)には及ばなかった。

大邱(テグ)カトリック大学予防医学課のパク・スング教授は、「過去の経済成長期は栄養状態が良くなり、身長と体重が共に成長したが、今は成長停滞に入っている」とし、「太りやすい環境なので、児童生徒の肥満率が高まっている」と話した。

2007年は10人に1人の割合(11.2%)だった児童生徒の肥満率は、昨年は17.3%に増えた。都市よりは農漁村地域の肥満率のほうが高かった。特に女子小学生の肥満率は、都市(11.9%)と農漁村(15.7%)の間の格差が最大で3.8%ポイントに達した。通常は所得が低いほど健康管理をおろそかにし、肥満率が高い。

朝食を食べない児童徒の割合は、小中高校へと上がるほど4.7%→13.5%→18.1%に高まった。「週1回以上ファーストフードを食べる」と答えた児童生徒も、学年が上がるほど多かった。一方、健康に良い牛乳・乳製品、野菜を毎日食べる割合は低かった。


金鎬卿 kimhk@donga.com