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ビル・ゲイツ氏、「私のような富裕層から税金をもっと取らなければ」

ビル・ゲイツ氏、「私のような富裕層から税金をもっと取らなければ」

Posted February. 20, 2018 09:00,   

Updated February. 20, 2018 09:00

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マイクロソフト(MS)の創業者、ビル・ゲイツ氏が、「政府は私のような富裕層がもっと多くの税金を払うよう要求すべきだ」と明らかにした。

ゲイツ氏は18日(現地時間)、CNNの番組「GPS」に出演し、「私は人より税金を100億ドル以上多く払ったが、私のような地位にいる人はもっと多くの税金を払えという要求を受けなければならない」とし、このように話した。

ゲイツ氏は、企業税を35%から21%に引き下げ、高所得者に対する課税基準を下げることを骨子としたトランプ米政権の税制改革法について、「進歩的ではなく退行的な税制法だ」と批判した。そして、「このような税法で富裕者は劇的に多くの恩恵を得る」とし、税制が中産層や貧しい人々に大きな恩恵を与えるというトランプ氏の主張に反論した。さらに、「これは社会セーフティネットが強化され、上位の富裕者に多くの税金を払ってもらいたいと考える一般的な傾向にも反する」と指摘した。

「不平等の増加についてどう考えるか」という司会者の質問には、「人口の6分の1が失意の中で暮らしている。政府は『なぜそのような人々のためにもっと良いことができていないのか』考える必要がある。すべての民主主義国家が考えなければならない問題だ」と答えた。

個人資産が900億ドル(約96兆ウォン)で、アマゾン創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏に続き世界2位の資産を持つゲイツ氏は、すでに400億ドル(約42兆6800億ウォン)を寄付し、以前から全資産の90%を寄付すると明らかにしてきた。


周成河 zsh75@donga.com