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法王、「南北首脳会談と米朝関係の改善に注目」

法王、「南北首脳会談と米朝関係の改善に注目」

Posted February. 19, 2018 07:58,   

Updated February. 19, 2018 07:58

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「私の胸と頭には常に韓半島があります。南北首脳会談が実現するかどうかと米朝関係の改善に特に注目しています」

フランシスコ法王(写真)は16日(現地時間)、李百萬(イ・ベクマン)駐法王庁新任大使の信任状捧呈式で、「同じ言語を使う民族が一つの旗の下で、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪に参加したことを目にしてうれしかった」としたうえで、このように明らかにした。

駐法王庁韓国大使館などによると、法王は同日、李新任大使に対し、「最高の平和を伝えます。私のために祈ってください。私もあなたたちのために祈ります」という直筆メッセージを伝えながら、韓半島への格別の関心を表明した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に大統領広報首席を務めた李百萬大使が、「聖母様が結び目をほぐすように、韓半島に絡まっている結び目が順調に解きほぐされるように祈ってほしい」と要請すると、法王は、「私の胸と頭には常に韓半島がある。2014年に韓国を訪問した際、韓国人が示してくれた愛に感謝しており、今でも覚えている」と答えたりした。

フランシスコ法王は以前から、平昌オリンピックへの全面的な支持を頻繁に表明してきた。開幕直前だった7日の一般謁見でも、「韓国と北朝鮮の選手たちがオリンピックで一緒になったことで、韓半島の和解と平和への希望を示した」と喜んだ。国際オリンピック委員会(IOC)総会とオリンピック開会式に初めて正式招待を受けて、メルチョル・サンチェス・デ・トカ法王庁文化評議会次官補が率いる代表団を平昌に公式派遣した。トカ次官補は今年6月、バチカンで韓国と北朝鮮テコンドーの合同公演を提案した。


柳原模 onemore@donga.com