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トランプ大統領、「韓米FTA、再交渉で成果なければ破棄」

トランプ大統領、「韓米FTA、再交渉で成果なければ破棄」

Posted February. 15, 2018 09:07,   

Updated February. 15, 2018 09:07

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トランプ米大統領が13日(現地時間)、韓国との貿易について集中的に批判し、韓米自由貿易協定(FTA)を破棄することも可能と述べた。トランプ氏が「米韓FTA破棄」の考えを言及したことは多かったが、両国間のFTA再交渉が本格的に始まった昨年末以来、このように発言したのは初めて。韓国GM群山(グンサン)工場の閉鎖については、「GM工場が米国に戻って来る」とし、自身の減税政策のおかげだと強調した。

トランプ氏は同日、ホワイトハウスで国務委員、連邦委員らと約50分間、貿易関連の公開会議を行い、そのうち10分程を韓米貿易の問題点を指摘することに割いた。トランプ氏は、韓米FTAについて「非常に悪い取引だった。その協定は災いだ」とし、「再交渉しているが、成果がなければ破棄する」と主張した。トランプ氏は昨年、FTA破棄通知文を作成したが、ホワイトハウス内部の反対で断念した。

また、トランプ氏は「韓国企業などの鉄鋼ダンピングで米国の鉄鋼企業が深刻な打撃を受けた」と出席者が発言すると、「その雇用はすべて韓国に行ったのか」と問い返した。相互税についても、「米国はこれ以上テレビを作らない。ほとんどが韓国から来るが、それは公平でない。韓国に相互税を適用しなければならない」と強調した。

そして、「新しい知らせがある」とし、「GMが韓国の群山工場を閉鎖してデトロイトに工場を移すことを決めた。私が大統領になる前にはこのような知らせを聞いたことはないだろう」と述べた。さらに「このようなニュースは私の減税政策のおかげだ。重大なニュースだ」と強調した。

また、「米国は日本と韓国を再建した。韓国は今でも米国が防衛しているが、返ってくるものはない。少額だけだ」とし、「実に不公正だ」と批判した。トランプ氏はこれまで在韓米軍の駐留経費負担の大幅増額を要求してきたが、同日の発言は昨年11月の訪韓時よりも強まった。


朴庭勳 sunshade@donga.com