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米主導の有志連合、シリアIS司令部を爆撃…150人死亡

米主導の有志連合、シリアIS司令部を爆撃…150人死亡

Posted January. 25, 2018 08:02,   

Updated January. 25, 2018 08:34

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米軍が、シリア内の過激派組織「イスラム国」(IS)の司令部を攻撃し、IS戦闘員約150人が死亡した。

23日、CNNなどによると、米軍主導の有志連合は20日、イラク国境地帯にあるシリア中部ユーフラテス渓谷中流域の町、アルシャファ近郊のIS司令部と指揮統制本部を空爆した。有志連合は声明を通じて、今回の空爆で本部に集結していた145~150人のIS戦闘員が死亡したと明らかにした。

有志連合は空爆で民間人死傷者が出ることを避けるために1週間以上、標的のIS司令部と指揮統制本部を監視してきた。有志連合報道官のライアン・ディラン大佐は、多くのIS戦闘員が一ヵ所にいたことについて、「彼らは移動するために集まっていたようだった。彼らが集結するのを利用した」と話した。空爆は米海軍のFA18戦闘機と無人機が実行した。現在、ペルシャ湾には米空母セオドア・ルーズベルトが配備され、シリア内のIS空爆を支援している。

有志連合は、今回の空爆前にクルド・アラブ合同部隊「シリア民主軍」(SDF)が標的の偵察を支援したとし、役割が大きかったと強調した。有志連合のジェームズ・ジェラード少将は、「SDFは毎日、進展し、犠牲を払っており、私たちと共にISのテロリストを探して射殺している」と述べた。有志連合のSDF支持発言は、20日にトルコ軍がシリア北西部のアフリーンでSDFの構成員であるクルド人民兵組織「人民防衛部隊」(YPG)を掃討する軍事作戦を始めた後に出され、注目されている。



ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com