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フィギュア団体戦の初出場決定、五輪開催国のプライドを守った

フィギュア団体戦の初出場決定、五輪開催国のプライドを守った

Posted January. 13, 2018 09:36,   

Updated January. 13, 2018 09:41

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韓国のフィギュアスケートが開催国のプライドを守った。韓国フィギュア代表チームが自国開催の2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪の「フィギュア団体戦」に出場する。

平昌冬季五輪・パラリンピック組織委員会は12日、「国際スケート連盟(ISU)が平昌五輪フィギュア団体戦に出場する10ヵ国を確定し発表した。スペインの出場の可能性が消えて韓国が団体戦に出場する」と明らかにした。

2014ソチ五輪から正式種目に採択された団体戦には、全世界上位10ヵ国が参加する。男女シングルとペア、アイスダンスの4種目の選手が演技し、点数を合算して順位を決める。

団体戦に出場するには今シーズンのISU総点基準の10位に入らなければならず、4種目のうち3種目の出場権を持っていなければならない。9位だったスペインが女子シングルとペアで出場権を獲得できず、韓国の団体戦進出が最終的に決定した。

このため、韓国はチャ・ジュンファン(男子)、チェ・ダビン(女子)、ガメリン・アレクサンダー‐ミン・ユラ(アイスダンス)、カム・ガンチャン‐キム・ギュウン(ペア)がチームを構成することになる。

フィギュア団体戦は2月9日、男子シングル・ショートプログラムを皮切りに、11日(女子シングル・ショートプログラムなど)、12日(男女シングル・フリー、アイスダンス・フリーダンス)など3日間行われる。団体戦でどの選手が出場するかは各国の戦略によるが、世界ランキング1位の羽生結弦(日本)やエフゲニア・メドベデワ(ロシア)など世界的なスターが総出動すると見える。

韓国の出場権獲得でフィギュア団体戦のチケットの販売も好調が予想される。平昌組織委は、フィギュア種目の興行のために2月9日に開かれる団体戦と2月14日のペア・ショートプログラム、2月19日のアイスダンス・ショートダンスのチケットを購入した観衆を対象に抽選で千人に15万ウォン相当のパディングベストをプレゼントする計画だ。

しかし、一部政界の主張のように、南北単一チームを設けて団体戦に出場する場合、ペア種目で北朝鮮のリョム・デオク‐キム・ジュシクチームに出場権を譲歩しなければならず、論議が予想される。



李憲宰 uni@donga.com