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聖火リレー参加で来韓の鈴木大地・日本スポーツ長官、「30年ぶりの訪問、感無量」

聖火リレー参加で来韓の鈴木大地・日本スポーツ長官、「30年ぶりの訪問、感無量」

Posted January. 12, 2018 08:48,   

Updated January. 12, 2018 08:51

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聖火リレー参加で来韓の鈴木大地・日本スポーツ長官、「30年ぶりの訪問、感無量」

「私が獲得した金メダルの半分は韓国のものです」

日本の鈴木大地スポーツ長官(51)は韓国との格別な縁について、こう紹介した。1986年のソウルアジア大会と1998年のソウル五輪の競泳で優勝したからだけではない。

平昌(ピョンチャン)冬季五輪の聖火リレーのために11日に韓国入りした鈴木長官は、この日、ソウル松坡区(ソンパグ)にある韓国体育大学で行われた本紙のインタビューで、「88五輪水泳場と選手村が見えるここに30年ぶりに訪ねた。感無量だ」と話した。

鈴木氏は、ソウル五輪水泳の背泳男子100メートルで金メダルを獲得した。とくに決勝ではスタートから15秒以上、30メートル以上を潜水で泳ぎ、一番先にパッドにタッチし世界的に話題を呼んだ。アジア選手では同大会水泳初の金メダルを獲得し、東亜(トンア)日報は「ソウルの神話、驚異の英雄」などと報じた。これを機に国際水泳連盟は15メートル以上を潜水で泳ぐのを認めない内容にルールを改正した。

記者が当時の話を持ち出すと、鈴木氏は知られざる話を公開した。「88五輪を控えて、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が会長を務めた大韓水泳連盟の協調で、大会開幕1ヵ月前からソウル五輪水泳場で練習することができた。周りからは無理だと言われたが、それが金メダル獲得に大きく奏した」。

日本選手だったが、ホームアドバンテージを享受したことになる。その上で、鈴木氏は「(ホームで開催される)平昌五輪でで韓国は日本を越える成績を挙げるだろう」と外交辞令を述べた。鈴木氏が挙げた日本の金メダル予想種目は女子スピードスケート(小平奈緒と団体パシュート)、男子フィギュアスケート(羽生結弦)、女子スキージャンプ(高梨沙羅)だった。

2015年にスタートしたスポーツ庁の初代長官に就任した鈴木氏は、日本のスポーツ政策を総括し、2020年東京五輪の準備を陣頭指揮している。鈴木氏は、「平昌、東京に続いて2022年の北京冬季五輪まで、メガスポーツイベントが相次いで開催される。3国が互いに協力しノーハウを共有することで国の発展に貢献できれば意味あることになるだろう」と話した。

水泳スターと指導者として活躍した鈴木氏は医学博士号を取得した。歴代最年少の日本水泳協会会長を務めるなど行政家としても旺盛に活躍している。2015年の光州(クァンジュ)ユニバーシアード大会では日本選手団長を務めた。「アスリートの限界を破ってロールモデルになりたい。スポーツの価値を高めて広めるために、少しでも貢献したい」。

この日、金星祚(キム・ソンジョ)韓国体育大学総長と意見を交換した鈴木氏は、「韓国が獲得した国際大会のメダルの3分の1が韓国体育大学から出たと聞いている。今回訪問したのは、そのためだ。スパイとして来たのではない。日本の大学スポーツとの交流を推進したい」と笑った。

平昌五輪とパラリンピックの時も再び来韓する予定の鈴木長官は、安倍晋三首相の開会式への出席については、「分からない。その時は国会が開かれる期間だ」と話した。

鈴木長官は12日、仁川で2006トリノ五輪フィギュア金メダリストの荒川静香氏など日本のスポーツスターたちと一緒に聖火リレーに参加する。

鈴木長官は、今回、ソウル五輪で獲得した金メダルを持ってきた。本人にとっても30年ぶりの訪問となる韓国での五輪は格別なものがあるように見えた。「水泳選手出身として、今回は走ることになったけど、寒くても一生懸命頑張ります」。30年の歳月を行き来する鈴木氏の表情は明るかった。



金鍾錫 kjs0123@donga.com