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怒りのアラブ、パレスチナ25万人が「反トランプデモ」

怒りのアラブ、パレスチナ25万人が「反トランプデモ」

Posted December. 08, 2017 09:07,   

Updated December. 08, 2017 10:25

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トランプ米大統領が6日(現地時間)、エルサレムをイスラエルの首都に公式に認定し、米大使館の移転計画を明らかにしたことを受け、パレスチナと中東各国の怒った人々が街頭で抗議デモを行った。

6日、パレスチナの現地メディア、ガザニュース通信によると、ガザ地区には米国の決定に抗議する25万人以上もの人々が集結した。多くの星条旗とイスラエルの国旗、トランプ氏の写真が焼かれた。市民は、パレスチナの国旗を振って「イスラエルに死を」、「米国に死を」、「トランプ退け」などのスローガンを叫んだ。

イエスの生誕地とされるヨルダン川西岸地区のベツレヘムでは、パレスチナ住民たちが抗議の意味を込めてクリスマスツリーの灯を消した。パレスチナ当局は、6日から3日間を『怒りの日』とし、大規模な抗議活動を予告した。パレスチナ教育部は休校令を下し、エルサレムとパレスチナ自治区で開かれる抗議集会に参加するよう呼びかけた。

トルコの首都アンカラとイスタンブールの米公館の前でも怒った群衆が押し寄せた。イスタンブールの米領事館の前で開かれた抗議デモに約1500人が参加した。集会では、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに「イスラエルを攻撃せよ」という怒りの声まで上がった。

ヨルダンの首都アンマンでも、パレスチナ難民数百人が街頭行進を行った。彼らは、「米国はテロの母」と叫び、ヨルダン政府にイスラエルと1994年に結んだ和平協定を破棄するよう求めた。



朴民優 minwoo@donga.com