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孫基禎の兜から朴智星の制服まで…スポーツの歴史が一堂に

孫基禎の兜から朴智星の制服まで…スポーツの歴史が一堂に

Posted December. 05, 2017 09:12,   

Updated December. 05, 2017 09:14

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「頭突き王」と呼ばれたプロレスラー、金一(キム・イル)のチャンピオンベルトから、韓国サッカーの伝説、朴智星(パク・チソン)選手のユニフォームまで。2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開幕を控えて、韓国スポーツの歴史を一堂に見ることができる展示会が開かれる。

大韓民国歴史博物館は5日から来年3月4日まで、特別展「韓国スポーツ、汗で書いた歴史」を開催すると、4日明らかにした。今回の展示では、近代以降の韓国スポーツ界の歴史を記録した資料480点あまりと写真、映像など30点余りが公開される。展示は時代順計3部で構成された。

1部の「近代スポーツの始まり」では、1930年代の京平サッカー大会で使用されたサッカーボールと、孫基禎(ソン・ギジョン)選手が1936年のベルリンオリンピックのマラソンで優勝した後、副賞として受け取った兜などを観覧できる。当時孫基禎選手の日の丸を消した東亜(トンア)日報の紙面と李吉用(イ・ギルヨン)記者の取材手帳が一緒に展示されている。

2部の「韓国スポーツの転換と跳躍」は、光復(日本植民地からの独立)後の韓国スポーツの発展過程を示している。1973年のサラエボ卓球世界選手権大会の団体戦で優勝し、韓国史上初の金メダルを獲得したチョン・ヒョンスク選手のメダルなどが用意されている。3部の「韓国スポーツの世界化」では、国内初のメジャーリーガーである朴贊浩(パク・チャンホ)選手のユニフォームと、1992年のバルセロナオリンピックのバドミントン種目で金メダルを獲得した朴柱奉(パク・ジュボン)選手のラケットなどが公開される。

最後の展示には、1923年に平壌(ピョンヤン)で開かれた第1回全朝鮮氷上競技大会から2018平昌冬季五輪まで、韓国の冬のスポーツの挑戦の歴史を調べることができる。1948年のスイス・サンモリッツ冬季五輪に出場した当時の国家代表選手たちの写真と、1956年のイタリア・コルティーナ・ダンペッツォ冬季五輪でチョ・ユンシク選手が履いていたスケート靴など、貴重な資料を見ることができる。



柳原模 onemore@donga.com