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平昌五輪の聖火、ギリシアで採火 来月1日に韓国へ

平昌五輪の聖火、ギリシアで採火 来月1日に韓国へ

Posted October. 24, 2017 08:03,   

Updated October. 24, 2017 08:18

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世界に平和とお祭りの光を送ろうとする2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪の聖火「皆を輝かせる火花(Let Everyone Shine)」が24日、ギリシャのオリンピア遺跡で採火される。

古代五輪発祥の地、オリンピアのヘラ神殿で24日に行われる採火式は、太陽が最高点に達する正午(韓国時間24日午後6時)に実施される。ギリシャの女優カテリナ・レーフが古代ギリシャの巫女に扮し、凹面反射鏡に集まった太陽光から火を採る。

採火された聖火の第一走者は、ギリシャ選手が務めてきた慣例に沿って、男子クロスカントリースキーのギリシャ代表、アポストルロス・アンゲリス選手が務める。続いて平昌五輪広報大使で韓国サッカーのレジェンド、朴智星(パク・チソン)氏が韓国側の第一走者として引き継ぐ。

採火式にはトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長、李洛淵(イ・ナギョン)首相、盧泰剛(ノ・テガン)文化体育観光部第2次官、李煕範(イ・ヒボム)平昌冬季五輪組織委員長、柳承敏(ユ・スンミン)IOC委員、朴智星ら韓国代表団16人が出席する。

採火日に現地は「雨」と予報されている。天気のために太陽光による採火が困難な場合、ギリシャオリンピック委員会が22日に予め採火した「予備の火」を使う。

聖火は24日から7日間、ギリシャを巡ったあと、31日に最初の近代五輪競技場であるアテネのパナシナイコ・スタジアムで平昌五輪組織委員会に引き渡される。その後、五輪開幕100日前の11日月1日、仁川(インチョン)空港に到着した後、国内の聖火リレーが始まる。1988年のソウル五輪以来約30年ぶりに韓国を巡る聖火は、南北の人口7500万人を象徴し、7500人の走者とともに101日間、全国津々浦々2018キロをつなぎ、来年2月9日、開会式場の聖火台に点火される。



金鍾錫 kjs0123@donga.com · 柳根亨 noel@donga.com