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永東大通りに光化門広場の1.5倍の公園を造成

永東大通りに光化門広場の1.5倍の公園を造成

Posted October. 24, 2017 08:03,   

Updated October. 24, 2017 08:19

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ソウル市は、永東(ヨンドン)通りの地下複合乗換センターの設計公募で、フランスの建築家ドミニク・ペローとチョンリム建築が柱となっているコンソーシアム作品「光とともに歩く」が当選(を選定)したと、23日明らかにした。これに先立って6月、ソウル市は江南(カンナム)の真ん中にある永東通りに、光化門(クァンファムン)広場の1.5倍の広さの公園を造成し、地下に地下鉄(2、9号線)と広域鉄道(GTX)、KTXまで5つの路線が通る複合乗換センターを作ると発表した。

当選作は、広場に変わる永東通りの区間の地面に、長さ(南北)560メートル、幅(東西)10メートルのウィンドウ(ライトビーム)を設置することが柱となっている。ライトビームは、太陽光を吸収、集積して反射させる太陽光供給設備としても使われる。太陽光を地下に拡散させ、地上にいるかのように自然光に接することができるという構想となっている。昼間は地下4階まで光が入ってくるようにし、夜は地下施設物の照明が外に広がるように作る。ドミニク・ペローは、梨花(イファ)女子大学のキャンパスセンター(ECC)も設計した。

地下複合乗換センターの上には、地下鉄2号線の三成(サムソン)駅〜9号線の奉恩寺(ポンウンサ)駅の間に、広さ3万平方メートルの芝生の広場ができる。複合乗換センターの半地下階には、車道とバスターミナル、地下1階と2階には商業(60%)及び公共(40%)施設、3階には、車両209台を駐車できる駐車場と統合待合室、4階には地下鉄、広域鉄道とKTX、5階には軽電鉄ウィレシンサ線の駅務施設、6階にはウィレシンサ線が入る。ソウル市は、一日に63万人(鉄道=45万人、バス=18万人)が利用するだろうと予想している。 2019年の初めに設計を終えて着工し、2023年に完成する予定だ。



盧志炫 isityou@donga.com