Go to contents

ヒューストンが12年ぶりWS進出、シリーズ第7戦でヤンキースを破る

ヒューストンが12年ぶりWS進出、シリーズ第7戦でヤンキースを破る

Posted October. 23, 2017 09:10,   

Updated October. 23, 2017 09:10

한국어

メジャーリーグのヒューストン・アストロズがニューヨーク・ヤンキースを破り、12年ぶりにワールドシリーズ(WS)進出を決め、ロサンゼルス・ドジャースと世界一を争うことになった。

ヒューストンは22日、テキサス州のミニッツ・メイド・パークで行われたアマリカン・リーグ優勝決定シリーズ第7戦でヤンキースに4-0で勝った。ヒューストンの勝利の最大の立役者はチャーリー・モートンとランス・マッカラーズ両投手の鉄壁マウンドだった。二人は9回を3安打無失点で抑えた。打席ではエバン・ガティスとホセ・アルトゥーベがそれぞれ1点本塁打を放った。

対戦成績を4勝3敗としたヒューストンは2005年以来のWS進出を決め、ドジャースと覇権を争うことになった。1962年に創設されたヒューストンはWSを制した経験がない。

今回のリーグ優勝決定シリーズで最も目立ったのはヒューストンの「移籍生」ジャスティン・バーランダーだった。先月末、デトロイト・タイガースからヒューストンに移籍したバーランダーはリーグ優勝決定シリーズで9回1失点と好投した。とくにチームが2連勝後に3連敗を喫し2勝3敗と大手をかけられた第6戦で7回無失点と快投し、勝負を振り出しに戻した。崖っぷちに立たされたチームにとっては大逆転の足場を築いた貴重な1勝だった。バーランダーは今シリーズMVPに選ばれた。

ヒューストンの勝利でヤンキースとドジャースの36年ぶりのWSは流れた。ヤンキースは敵地で行われた第1、2戦を落としたが、アーロン・ジャッジはじめ「強力打線」が目覚め、本拠地で全勝を挙げた。しかし、期待を高めたヤンキースはWS進出に必要な最後の関門を突破できず挫折した。ヤンキースがWSに進出していれば、1981年以来、伝統のライバルであるドジャースとの夢の頂上決戦が実現するところだった。

ヒューストンは25日、ドジャースの本拠地ドジャース・スタジアムで待望のWS(7戦4勝制)を行う。ヒューストンはダラス・カイケルを、ドジャースはクレイトン・カーショーを先発登板させると予告した。ヒューストンも初のWS優勝を目指しているが、ドジャースも1988年以来30年近く覇権を渇望してきた。



金在亨 monami@donga.com