トランプ米大統領が来月訪韓した際、京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)にある在韓米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」を訪れる可能性が高いという。2020年に完工するキャンプ・ハンフリーズは、ソウルの龍山(ヨンサン)基地や米第2師団などが移り、韓米同盟の象徴になる場所だ。
22日、複数の外交筋によると、韓国政府のキャンプ・ハンフリーズ訪問要請に対して、米政府が前向きに検討しており、訪問が確定すれば、トランプ大統領がここで韓米同盟の重要性を強調するメッセージを明らかにすると見える。
ある消息筋は「トランプ大統領の訪韓の目的の中で最も重要なことは、北朝鮮核問題の解決と共に堅固な韓米同盟を確認することだ」とし、「キャンプ・ハンフリーズの訪問は、その点で重要な意味が込められるだろう」と述べた。2月に訪韓したマティス米国防長官も、ヘリコプターに乗ってキャンプ・ハンフリーズを視察し、「すばらしい」と感嘆したという。
トランプ大統領が非武装地帯(DMZ)を訪れるかどうかは、韓米間で調整中だという。これと関連して、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、ベルギー・ブリュッセルでの聯合ニュースとのインタビューで、「確実に決まったことではないため、するかしないか話すことはできない。あちら(ホワイトハウス)で最終的に決めるべき事案だ」と述べた。
朴庭勳 sunshade@donga.com