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ヤンキース対ドジャース、夢の対決が現実味

ヤンキース対ドジャース、夢の対決が現実味

Posted October. 20, 2017 10:03,   

Updated October. 20, 2017 10:06

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米国東部にニューヨークがあるとすれば西部にはロサンゼルスがある。東部を代表するメジャーリーグチームがニューヨーク・ヤンキースなら西部の代表はロサンゼルス・ドジャースだ。伝統のライバルであるヤンキースとドジャースが36年ぶりにワールドシリーズ(WS)で夢の対決を繰り広げるだろうか。両リーグを代表する名門球団同士の対決が現実味を帯びてきた。

ヤンキースは19日、本拠地ニューヤンキーススタジアムで行われたヒューストン・アストロズとのアメリカンリーグ優勝決定シリーズ第5戦で5-0の完勝を挙げた。先に2連敗を喫したヤンキースは、第3戦から第5戦までをスイープし、待望のWS進出にあと1勝に迫った。ヤンキースがWSに進出すれば2009年以降8年ぶりとなる。

ヤンキースの日本人投手田将大の好投が光った。ポストシーズン(PS)が始まってからエースの本領を発揮している田中は、この日、ヒューストン打線を相手に7回を3安打1四球8三振の無失点と完璧な投球を見せた。レギュラーシーズンで13勝12敗、防御率4.74と「普通の」成績を挙げた田中だが、PS3試合では20回を投げ2失点に抑える好投を続けている。

ドジャースは同日、リグレー・フィールドで行われたシカゴ・カブスとのナショナルリーグ優勝決定シリーズ第4戦で2-3で負けた。だが、シリーズ戦績で3勝1敗とリードしており、あと1勝を追加すればWS進出が決まる。最後にWSを制覇した

両チームの対決は色々な面で話題を呼んでいる。ドジャースは、もともとニューヨーク・ブルックリンを本拠地としたが、1958年からロサンゼルスに移転した。とものニューヨークを本拠地にしていたときからライバルだった両チームは、ドジャースがロサンゼルスに移してからは東部と西部を代表するチームになった。ヤンキースはメジャーリーグ全30チームの中で最多の27度のWS優勝トロフィーを掲げた。ドジャースは6度頂上にたった。

昨年まで両チームはWSで11度対戦した。このうちヤンキースが8度勝ち、ドジャースが3度勝利した。最も最近の直接対決は1981年で、ドジャースがヤンキースを制して優勝祝いのシャンパンを開けた。

両チームのラインナップも華やかだ。ヤンキースに田中がいるならドジャースには日本人先発のダルビッシュ有がいる。日本のプロ野球でトップを争った両投手は、WSで直接対決する可能性がある。ヤンキースの「スーパールーキー」アーロン・ジャッジとドジャースの新鋭巨砲コディ・ベリンジャーの本塁打対決も興味を注ぐ。ジャッジとベリンジャーはレギュラーシーズンでそれぞれ52本と39本の本塁打を放った。



李憲宰 uni@donga.com