朴城炫(パク・ソンヒョン=24・写真)は、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーのルーキーだった2014年、新人賞とは程遠かった。当時、新人賞のポイントランキングでは8位にとどまり、ぺク・ギュジョンが高眞榮(コ・ジンヨン)、キム・ミンソンと激しい3巴戦の末に受賞した。
国内舞台では物足りなさを残した朴城炫が、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーでは一生に一度だけの栄光を手にした。LPGAツアーは19日、朴城炫が残りの5大会の結果とは関係なく、新人賞を確定づけたと発表した。現在、台湾で開かれているスウィンギングスカートLPGA台湾選手権に出場している朴城炫は、「シーズン前の目標の一つを実現することができて嬉しい。一生に一度挑戦できる賞を受賞することになり、あまりにも特別で、より良い選手になるために努力したい」と話した。
LPGAによると、朴城炫はカリー・ウェブ、パク・セリに次いで、史上三番目の大きな点数差で受賞を確定した。
LPGAツアーの韓国選手の新人賞は、パク・セリ(1998年)、金美賢(キム・ミヒョン=1999年)、韓煕円(ハン・ヒウォン=2001年)、安是眩(アン・シヒョン=2004年)、イ・ソンファ(2006年)、申智愛(シン・ジエ=2009年)、ソ・ヒギョン(2011年)、柳簫然(ユ・ソヨン=2012年)、キム・セヨン(2015年)、田仁智(チョン・インジ=2016年)に次いで11回目となる。授賞式は来月のシーズン最終戦であるツアー選手権の期間中に行われる。
シーズン2勝目を上げ、賞金と平均ストローク首位に立った朴城炫は、1979年にナンシー・ロペス(米国)以来初めて、年間最優秀選手賞などの主要タイトルの総なめを狙っている。
金鍾錫 kjs0123@donga.com