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ソウル、災害発生時の被害規模は世界3番目

ソウル、災害発生時の被害規模は世界3番目

Posted October. 20, 2017 10:03,   

Updated October. 20, 2017 10:07

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ソウルが自然災害や社会的災害が発生したときにこうむりかねない被害規模は、世界の主要都市の中で三番目に大きいという研究結果が出た。都市の資産価値は相対的に高い一方、災害リスクにも多く露出されているという意味とみられる。

19日、保険開発院によると、英国の金融グループ「ロイズ」とケンブリッジ大学が、世界の301の主要都市の「都市危険指数」を分析した結果、ソウルは、台湾の台北や日本の東京に次いで、リスクが三番目に高いことが分かった。この指数は、地震、洪水などの自然災害、サイバー攻撃、核関連事故、原油価格のショック、テロなど18種類のリスクが各都市に与えかねない経済的損失の規模を試算したものだ。

ソウルは、台風と原油価格のショック、金融、資本市場の混乱などのリスクが大きいことが分かった。このような災害が発生した場合、2015〜2025年に予想される被害規模は1035億ドル(約117兆ウォン)に達する。台北は、自然災害のリスクが高いせいで、経済的損失が1812億ドルと見込まれた。東京は15項目で上位10位内に入った。ロイズは、「指数上位50都市のうち21カ所がアジア圏にある」とし、「サイバー攻撃や停電、核関連事故の危険がますます高まっている」と付け加えた。



朴星民 min@donga.com