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韓銀、成長率予測値を2.8→3%に上方修正

韓銀、成長率予測値を2.8→3%に上方修正

Posted October. 20, 2017 09:37,   

Updated October. 20, 2017 10:08

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韓国銀行(韓銀)が今年の経済成長率の予測値を3%に上方修正した。世界経済の回復と相まって、韓国も輸出と内需が同時に蘇っているという自信が反映された結果と受け止められる。

19日、韓国銀行の李住烈(イ・ジュヨル)総裁は、ソウル中区太平路(チュング・テピョンロ)にある韓銀の本館で金融通貨委員会の全体会議の結果を説明し、「今年の国内総生産(GDP)の予測値を3%と予想する」と明らかにした。これは今年7月の予測値(2.8%)より0.2%ポイント上方修正されたものだ。来年の経済成長率は2.9%と示した。韓銀は今年だけでも成長率の予測値を3度も引き上げた。韓銀は当初、今年の成長率の予測値を2.5%と予測した。しかし、経済の回復速度が予想より速いという判断により、4月に0.1%ポイントを上げ、さらに7月と10月に相次いで成長率の予測値を修正した。李総裁は、「輸出は世界経済の回復の中で良好な流れを見せており、内需も財政支出の拡大で緩やかに回復している」と説明した。

一方、韓銀は同日、金融通貨委員会の全体会議を開き、基準金利を現在と同じ年1.25%に据え置いた。昨年6月に年1.25%に下げた後、16カ月連続の据え置きとなる。16ヶ月連続の基準金利の据え置きは、2009年2月から2010年7月まで基準金利が維持されたとき以来、最も長い記録である。しかし、同日の少数意見として基準金利の引き上げ論が提起され、近いうちに基準金利が引き上げられる可能性があるという声も出ている。



李建赫 gun@donga.com