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PGA強豪が勢ぞろい、CJカップが済州ナインブリッジGCできょう開幕

PGA強豪が勢ぞろい、CJカップが済州ナインブリッジGCできょう開幕

Posted October. 19, 2017 10:19,   

Updated October. 19, 2017 10:20

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「幸せな顔をして橋を渡る想像ですか?そんなことしている暇なんかないですね」(ジャスティン・トーマス)

19日に米男子ツアー(PGA)CJカップが開幕する済州道西帰浦市(チェジュド・ソギポシ)のナインブリッジGC(パー72)には9つの橋がある。選手たちは18番で橋を渡ってグリーンに着いてから優勝を決めるパットをする姿を想像する。しかし強力な優勝候補で世界ランキング4位のトーマス(24=米国、写真)は、「捕らぬ狸の皮算用」はするつもりがない。16日に済州道入りしたトーマスは、練習ラウンドとプロアマ大会などを通じて綿密に確かめ、ショット感覚を調整した。この11週間、9大会に出場する強行軍をしたが、休みはなかった。

トーマスは18日の記者会見で、「仲間たちのうち、この会場でプレーした経験のある人がいないので、アドバイスがもらえる人がいなかった。『未知の世界』に来ている感じだ」と話した。今大会は韓国で開催される初のPGAツアー大会だ。昨季のPGAツアー年間最優秀選手賞を受賞し絶好調のトーマスだが、済州の強い風と山岳地形にはプレッシャーを感じる。トーマスは、「風が影響を与えそうだ。風がなければ16~20アンダーで優勝スコアが出そうだが、風が吹けば8~12アンダーが優勝スコアになりそうだ」との見方を示した。

トーマスは同い年のジョーダン・スピース(米=世界2位)とともに1993年生まれの黄金世代として注目を集めている。二人は13歳のとき、ジュニア大会で対決したのを契機に10代からゴルフ場でサンドイッチをほおばりながらスターへの夢を育んだ。2012年にプロデビューしたスピースがメジャー3勝を挙げて次世代のトップランナーとして先に脚光を浴び、2013年にデビューしたトーマスは昨季に最多の5勝を挙げ、スピースとライバル関係を築いた。トーマスは、「仁川で開催されたザ・プレジデンツカップ(2015年)に参加したスピースが『幸運を祈る』と応援してくれた」と言い、「私たちは刺激を与えながら成長した。ジュニアとアマチュア、プロになるまで互いに刺激剤になっている」と話した。トーマスは今大会初日は、裵相文(ペ・サンムン)、パット・ペレス(41=米)と同じ組でラウンドする。トーマスは、「グリーンの勾配が多様なのでやたらと攻撃的にプレーするよりは、賢くプレーしてシコアを伸ばしたい」と話した。

一方、韓国の「ヤングガン」キム・シウはジェイソン・デイ(30)、アダム・スコット(37、以上豪州)と同じ組でラウンドする。世界9位のデイは、「キム・シウはプレーヤーズ選手権で洗練されたプレーで優勝を果たした。彼のスイングは優れものだ」と言い、直接対決に期待を示した。



鄭允喆 trigger@donga.com