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ケニアのキプロティッチ、東亜日報2017慶州国際マラソン2連覇

ケニアのキプロティッチ、東亜日報2017慶州国際マラソン2連覇

Posted October. 16, 2017 07:48,   

Updated October. 16, 2017 08:35

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「前を見て走っただけだ。一生懸命練習したので、良い結果が出てとっても嬉しい」

ケニアのフィレックス・キプロティッチ(29)が慶州(キョンジュ)マラソンの新しい王座を戴冠した。キプロティッチは15日に行われた東亜(トンア)日報2017慶州国際マラソンで2時間6分54秒の記録で優勝し、大会2連覇を達成した。昨年、フルコース完走7度目で同大会初優勝を果たしたキプロティッチは、自己ベストを4秒短縮して慶州を「約束の地」とした。

30キロ地点まで他の8人と先頭グループを形成したキプロティッチは33キロを過ぎてから先頭に飛び出し、最後まで逆転を許さなかった。9秒さえ短縮すれば大会記録(2時間6分46秒)を更新し5万ドル(約5640万ウォン)のタイムボーナスを獲得できたキプロティッチは、「個人記録を更新したことに満足する。昨年の優勝賞金は二人の子供の教育費とビジネスへの投資金に当てたが、今回受け取る賞金で投資規模をさらに増やしたい」と笑顔で語った。今大会に招かれた選手のうち最高記録のアエレ・アブシェロ(27=エチオピア、2時間4分23秒)は2時間8分37秒で4位だった。

期待を集めた「青陽(チョンヤン)特急」ウィルソン・ロヤナエ・エルペ(29=ケニア、青陽郡庁)は先頭グループで走っていたが26キロ地点で足が痙攣して棄権した。2011年に自身初の国際大会である慶州国際マラソンで優勝した後、慶州国際マラソンに3回、ソウル国際マラソンに3回など参加した全ての韓国大会で優勝を果たし、大会記録まで打ち立てたエルペだが、昨年の慶州大会は5位に止まり初めて優勝に届かなかった。今年3月のソウル国際マラソンでも5位だったエルペは、自身にとって「約束の地」だった慶州で復活を狙ったが同年のキプロティッチの表彰式を見守らなければならなかった。

エリート国内男子部の1位は2時間21分52秒を記録したピ・スンヒ(23=コーロン)だった。公式大会で初優勝を飾ったピ・スンヒは、「韓国体育大学3年生のとき初めて走ったフルコースでマークした2時間18分台を破りたかったけど残念だ。次は2時間20分の壁を打ち破って優勝したい」と話した。東亜マラソン「クムナム奨学生」出身のピ氏は、父ピ・ドンス氏と母チャン・ヨンス氏も陸上選手出身だ。

国内女子部は2015年覇者のイ・スクジョン(26=三星電子)が2時間39分59秒で2度目の優勝を果たした。イ・スクジョン氏は、「2011年に初出場したフルコース大会のソウル国際マラソンで3位をするなど東亜マラソンとは特に縁が深い。2011年の大邱(テグ)国際マラソンが唯一のメジャー大会経験だが、来年はジャカルタ・パレンバン・アジア大会で入賞に挑戦したい。そのためには来年3月のソウル国際マラソンで良い成績を出して国家代表に選ばれなければならない」と話した。

9000人余りが参加した今大会の会場には、崔良植(チェ・ヤンシク)慶州市長、金章周(キム・ジャンジュ)慶尚北道行政副知事、裵昊元(ペ・ホウォン)大韓陸上連盟会長、朴承稷(パク・スンジク)慶州市議会議長、イ・ジンラク、チェ・ビョンジュン、ペ・ジンソクら慶尚北道議会議員、ヤン・ウチョル慶州警察署長、アン・テヒョン慶州消防所長、キム・ウンホ慶州商工会議所会頭、イ・ジュンヨンKBSN代表理事、金載昊(キム・ジェホ)東亜日報社長が出席し、参加者たちを応援した。



李承鍵 why@donga.com