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メキシコでまたも地震、210人死亡 韓国人1人が行方不明

メキシコでまたも地震、210人死亡 韓国人1人が行方不明

Posted September. 21, 2017 09:20,   

Updated September. 21, 2017 09:23

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7日、マグニチュード(M8.1)の強い地震で約90人の死者を出したメキシコで、19日(現地時間)に再び地震が発生し、少なくとも210人の死者が発生した。今回の地震は偶然にも、数千人の死者が発生した1985年の大地震から32年となる日に起きた。建物内で働いていた韓国人同胞1人と連絡が取れず、外交当局が調査を始めた。

AP通信によると、米地質調査所は、M7.1の地震が同日午後1時14分(現地時間)、メキシコ中部で発生したと発表した。震源は、メキシコの首都メキシコシティから南東側に123キロ離れたプエブラ州ラボソ村付近だ。地震の被害を受けた地域は人口密集地で、倒壊した建物も多く、死者はさらに増えるものと予想される。

メキシコシティとモレロス州ホフトラでは、市庁、聖堂、学校などの建物が倒壊した。一瞬にして崩壊したメキシコシティのある学校では、大人2人と児童20人が命を失い、38人が行方不明になった。連邦政府はメキシコシティに災害事態を宣言し、緊急資金を投じた。メキシコのニエト大統領は、すべての病院に負傷者の治療にあたるよう指示した。そして、「メキシコシティの40%とモレロス州の20%が停電になっている」と明らかにした。

駐メキシコ韓国大使館は、地震によりメキシコシティで韓国人所有の5階建ての建物が倒壊し、建物内で働いていたイさん(41)との連絡が取れないことを明らかにした。大使館は、「イさんの家族によると、イさんが地震発生時間に事故現場にいた可能性が高い」と話した。大使館は、警察領事を現場に派遣し、救助当局とともに生死を確認している。



趙은아 achim@donga.com · 申나리 journari@donga.com