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文大統領が地球市民賞受賞、「ろうそく市民はノーベル平和賞を受ける資格ある」と感想

文大統領が地球市民賞受賞、「ろうそく市民はノーベル平和賞を受ける資格ある」と感想

Posted September. 21, 2017 09:20,   

Updated September. 21, 2017 09:22

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「この賞を昨年の冬、寒い広場でろうそくを手にした国民に捧げたい」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日(現地時間)、米国ニューヨークのイントレピッド海洋航空宇宙博物館で、大西洋評議会(Atlantic Council)から「2017地球市民賞」を授与された感想をこのように明らかにした。文大統領は、「私はろうそく精神を継承せよとの国民の熱望を受けて大統領になった」と自身を紹介した後、「平和の力を全世界に見せ、世界の民主主義の危機に希望を示した『ろうそく市民』は、ノーベル平和賞を受ける資格がある」と強調した。

地球市民賞は、国際協力・紛争解決を研究するワシントンの代表的なシンクタンクの一つである大西洋評議会が作った賞で、世界の市民意識の実現と民主主義の発展に貢献した人に授与されている。今年は文大統領と共にカナダのトルドー首相、中国人ピアニストのラン・ラン氏が授与された。

文大統領は、「大韓民国の国民は『民主共和国のすべての権力は国民から生ずる』という命題を全世界に示し、私には大統領も国民の一人とだということを告げた」とし、「韓半島の平和を成し遂げ、大韓民国が成した平和の歴史をお伝えする時間が必ず来るだろう」とし、北朝鮮核問題を解決する意志を表わした。

授賞式では、昨年の韓国のろうそくデモの様子や文大統領就任100日の主要シーンの映像が紹介された。文大統領は共に受賞したトルドー首相と別途の会議場で歓談し、北朝鮮核問題の平和的な方法による根源的かつ包括的な解決に向けて力を結集することで意見が一致したと、朴洙賢(パク・スヒョン)大統領府報道官が明らかにした。



柳根亨 noel@donga.com