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ヤマハゴルフが銀座のコンサートホールで新製品発表会、その訳とは

ヤマハゴルフが銀座のコンサートホールで新製品発表会、その訳とは

Posted September. 14, 2017 09:12,   

Updated September. 14, 2017 09:16

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11日、日本東京の名品通りで知られる銀座にあるヤマハビル7階のコンサートホールでは、ヤマハゴルフの2018年新製品発表会が開かれた。1951年にオープンし、半世紀以上をクラシック公演会場として名を馳せた舞台が、ゴルフクラブを発表する会場に使われたのには訳がある。

ヤマハは医療機器修理工だった創業者山葉寅楠氏が偶然オルガンを直したことがきっかけで1887年に楽器会社としてスタートした。1959年、スポーツ用品ビジネスに飛び込んで以来、1982年にはゴルフクラブの開発を手がけ、世界各国で60近くの特許権を保有している。

130年の歴史を誇る世界的な楽器会社の技術力は、ゴルフクラブのサウンドやデザインなどにも活かされた。開発段階では理想的な打球音を見つけるため楽器開発に使われる半無響室が使われるほどだ。海外でバイオリン留学をしたヤマハゴルフの海外営業マネージャーのボザキ・リョウタ氏は、「ゴルフ担当職員のうち30~40%は音楽専攻者だ。あたかもオーケストラのように呼吸を合わせて最適のハーモニーを醸し出すゴルフクラブを目指している」と話した。

この日、ヤマハはRMX(リミックス)シリーズドライバー2種(118、218)、フェアウェイウッド2種、ユーティリティ1種、アイアン3種、ウェッジ1種を発表した。ドライバーはヘッドの重心をトウ側に7ミリ移動し、インパクトの際に同じスイングでより大きなエネルギーを出して飛距離を伸ばしてくれる。また安定したヘッドの重さを配分し、直進安定性が既存の製品より25%増えたと分析された。ヤマハが昨年発売した「インプレスUD+2」アイアンは、2クラブ上の長打専用として噂が広がり、日本販売1位に続いて韓国でも売り切れた。ヤマハゴルフの最高責任者の吉田信樹部長は、「RMXシリーズはクラブに関する情報と組み合わせなどに関心が高い若い積極的なゴルファーに適した製品郡が揃っている。インプレスシリーズはクラブの機能について詳しくはないが、確かな性能を好むスマートなゴルファーたちに特化されている。両シリーズで誰でも簡単で気楽にゴルフを楽しむことができる」と話した。

消費者の感性を刺激するヤマハゴルフは、一時は韓国市場での売り上げが全体の半分を占めるほど韓国内で高い人気を謳歌している。日本本社の担当者は、毎月韓国を訪問し、韓国の総販代理店オリエントゴルフの関係者と意見を交換し、製品開発に反映している。オリエントゴルフのイ・ドンヒョン副社長は、「女性向けクラブなど韓国専用シリーズも発売され、大きな反響を呼んだ。心からのコミュニケーションを通じて最高の製品で顧客に感動を与えるよう頑張りたい」と話した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com