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脂肪吸引手術にもAIシステムを適用

Posted September. 13, 2017 09:51,   

Updated September. 13, 2017 09:53

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365mc病院が、韓国マイクロソフトと共同開発した脂肪吸引人工知能(AI)システムを12日公開した。これまでは医師の「勘」に頼っていた脂肪吸引手術の動作をAIで分析後、間違った動作が現れて副作用が懸念されると、リアルタイムで医療スタッフに警告する方式だ。脂肪吸引にAIが導入されたのは世界で初めてである。

このシステムの中核は「ストローク」動作だ。皮下脂肪層に散在する脂肪細胞を吸い取るためには、注射針の形の吸入器(カニューレ)を前後に動かさなければならないが、これをストロークという。ストロークが下手なら、細胞が均一に抜け出せず、皮膚組織がまつわりつく。出血、感染による副作用が生じたり、ひどい場合は針が内蔵に穴をあけて患者を死亡させる恐れまである。

これを解決するために、365mc病院は韓国電子部品研究院(KETI)と一緒に、ストロークの速度と角度などを記録する「モーションキャプチャ」センサーを開発してカニューレに取り付けた。この記録を蓄積して、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」で分析すると、AIが自ら学習を通じてどのような動作が望ましい結果を生むのか、取捨選択できるようになる。医師が熟練していない動作をとると、警告メッセージを送信し、手術を中断させることもできる。

病院側は、これまで実施してきた脂肪吸引手術12万件と肥満診療400万件の情報をシステムに入力した。今後2、3ヶ月で学習が完了し、12月からこのシステムを手術現場に導入できるものと予想される。

IBMのワトソンなど既存の医療用AIが、主に診断と治療法の提案段階で使われたなら、365mc病院の脂肪吸引AIは、医師の動きを定量化して、手術の過程でリアルタイムに活用できるという点でさらに一歩進んだというのが韓国マイクロソフトの判断だ。新しいシステムは、肥満患者が急増している中東や米国などの海外に輸出する計画だ。

キム・ナムチョル・365mc代表院長協議会長は、「これまでは手術後4〜8週間が経過してから成功如何を確認できたが、新しいシステムではすぐにフィードバックを受けることができる」とし、「医師の熟練度を全体的に高める効果も期待される」と話した。



趙健熙 becom@donga.com