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米、新型空中発射核巡航ミサイルの開発に着手

米、新型空中発射核巡航ミサイルの開発に着手

Posted August. 25, 2017 09:34,   

Updated August. 25, 2017 09:45

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米空軍が24日、新型の核搭載空中発射巡航ミサイル(ALCM)の開発に着手したことを明らかにした。米国の核戦争力を総括するハイテン米戦略司令官(空軍大将)ら米軍の指揮官が最近訪韓して行われた合同記者会見で、有事の際、あらゆる戦略兵器を動員して韓国を防衛すると明らかにした中、新型核巡航ミサイルが開発されれば、米国の韓国に対する核の傘がさらに強化される効果が期待される。

米空軍は同日、米航空機大手のロッキード・マーチン、米軍需製品メーカーのレイセオンとそれぞれ9億ドル(約1兆ウォン)規模の新型核巡航ミサイルの開発契約を締結した。契約は、B2とB52戦略爆撃機、次世代戦略爆撃機(B21・開発中)に搭載する新型核ミサイルを開発する内容だと、米空軍は説明した。米空軍は2社が開発した試作品の性能を評価した後、1機種を選定して量産し、2020年代後半までに既存の核巡航ミサイルをすべて交替する計画だ。

1980年代初めに実戦配備された既存の核巡航ミサイル(AGM86B)は、運用年限(10年)がはるかに過ぎ、交替が急がれるという。新型核巡航ミサイルは、射程距離と速度、破壊力で既存のミサイルを凌駕するという。



尹相虎 ysh1005@donga.com