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柳賢振が5回2失点、復帰戦のミネソタ戦で3連勝に貢献

柳賢振が5回2失点、復帰戦のミネソタ戦で3連勝に貢献

Posted July. 26, 2017 08:51,   

Updated July. 26, 2017 09:02

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メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=30)が25日、ミネソタ・ツインズ戦でクレイトン・カーショー(29)不在のドジャースに初勝利をもたらした。

ドジャースにとっても柳賢振にとっても多くのことがかかっている試合だった。ドジャースにとっては、エースのカーショーが抜けた状態で行う最初の試合だった。先の登板で腰に軽い痛みを訴えたカーショーがいつマウンドに復帰できるかは不透明だ。柳賢振にとっては、足に打球が当たって6月28日に故障者リスト入りした後に登板する最初の実戦だった。シーズン開幕から前田健太(29)と5人体制の先発ローテーションで競争している柳賢振にとって、カーショーとブランドン・マッカーシーが負傷で離脱した今こそ、乱世の英雄になれる好機でもある。

後半戦初登板で復帰戦でもあるミネソタ戦で、柳賢振は5回2失点と無難な投球でチームの勝利に貢献した。とくに3回までは非の打ち所のない好投を披露した。柳賢振は3回まで四球なしに三振を4つ奪うほど制球や球威においてミネソタ打線を圧倒した。

しかし4回にアウトを2つ取ってから連続で四球と二塁打を打たれて失点することを繰り返した場面は悔いが残る。柳賢振は、エドゥアルド・エスコバーを四球で塁に出した後、エディ・ロザリオに適時二塁打を与えた。続いてロビー・グロスマンに再び四球を与えては、ジェイソン・カストロにまた二塁打を許して2失点した。

5回には三振を一つ追加して無失点に抑えた柳賢振は、5回に打線が3点を奪い勝利投手の条件を満たしたが、6回にすぐ同点を許して勝利投手にはならなかった。ドジャースは7回に、一時3-4と逆転されたが8回に「巨砲ルーキー」コーディ・ベリンジャー(22)が3ランを放ち6-4で勝利し、3連勝を飾った。

柳賢振の投球数は79球に止まったが、デーブ・ロバーツ監督は「柳賢振が2度の練習投球で60球まで投げた。たまたま代打が必要だったこともある」と言い、大きな意味を与えなかった。柳賢振は、この日まで4試合連続で安定的に5回以上を消化し、先発投手の仕事を全うしている。さらにカーショーとマッカーシーが負傷で戦列から離脱しているだけに、ドジャースが今の圧倒的な首位を維持するためには柳賢振の後半戦での活躍が一段と重要になったきた。



任寶美 bom@donga.com