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米国の政財界と学界が選んだ「夏休みシーズンに読む本」

米国の政財界と学界が選んだ「夏休みシーズンに読む本」

Posted July. 21, 2017 09:58,   

Updated July. 21, 2017 10:05

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米国の政財界と学界が選んだ「夏休みシーズンに読む本」
夏休みシーズンの到来。避暑地を訪れる米国人は、この8年間感じられなかった虚しさを覚えるかもしれない。「本を推薦する大統領」バラク・オバマ氏がいた場所に本とは縁のない「テレビ狂」ドナルド・トランプ氏がいるためだ。

トランプ大統領が就任後、書店を訪れたという便りはまだない。一方、オバマ前大統領は家族と共に街の書店に立ち寄ってショッピングを楽しむ姿が何度も見られた。昨年、休暇用の本として、社会的メッセージを含む分厚い本を紹介した。南北戦争前、自由を求めて北部に潜入する奴隷の姿を描いた『The Underground Railroad』(地下鉄道)と地球の終末に対処する人類の姿を描いたSF小説『Seveneves』(7人のイブ)が代表的だ。オバマ氏は、「読書を通じて忙しい日常を離れ、他人の立場で物事を理解する術を学ぶ」と話した。

ホワイトハウスが静かな間に財界と大学で、「トランプ時代の理解」や「多様性」など時宜に適ったテーマを中心に避暑用の本を推薦した。毎年、「夏のリーディングリスト」を公開する投資銀行JPモーガンは、今年、アフリカ大陸の初の女性大統領であるリベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ氏の伝記『Madame President』(マダム プレジデント)と「トランプ時代」の外交を扱ったリチャード・ハース米外交問題評議会会長の『A World in Disarray』(混乱の中の世界)など11冊を紹介した。

JPモーガンは18年ぶりに子供向けの本も推薦した。有名な女性科学者50人をイラストとともに紹介する『Women in Sceince:50 Fearless Pioneers Who Changed the World』(世界を変えた50人の勇敢な開拓者)は、男女平等と「STEM」(科学、技術、工学、数学)などホットな話題を扱う。

新学期の準備に忙しい大学が最も多く新入生に推薦した本は、米国の人権弁護士ブライアン・スティーブンソンの自叙伝『Just Mercy』(公正なる赦免)。黒人という理由で無実の罪を着せられ、死刑宣告を受けたウォルターという人物の話を通じて、米国の根深い人種差別を伝える。米紙ニューヨーク・タイムズはこの3年間、少なくとも70の大学が同書を新入生に読ませたと伝えた。

トランプ大統領は昨年11月、選挙約1週間前のインタビューで、推薦する本として自身の『Trump: The Art of the Deal』(『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』)と『Trump: Surviving at the Top 』(トランプ:トップにいつづける)を推薦した。自身以外の本で絶賛したものとしては、は第1次世界大戦を扱った『All Quiet on the Western Front』(西部戦線異常なし)がある。



韓基渽 record@donga.com