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グランデが8月に来韓公演

Posted June. 21, 2017 08:32,   

Updated June. 21, 2017 09:31

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英マンチェスターテロを経験したポップスター「アリアナ・グランデ」(24)が、光復節(日本植民地からの独立記念日)に初めて韓国を訪れる。

現代(ヒョンデ)カードは、「8月15日午後8時、ソウル九老区(クログ)にある高尺(コチョク)スカイドームで、グランデの初来韓公演を開催する」と、20日明らかにした。

米マイアミ州フロリダ出身のグランデは、美貌と歌唱力を兼ね備えて、2008年、ミュージカル俳優としてデビュー後、2013年から歌手活動を並行しながら、世界中の10、20代のアイドルになったポップスターだ。国内でも2014年、シングル「Problem」がテレビオーディション番組で何度も再解釈され、人気を得た。

先月22日に22人が犠牲になり、116人が負傷したマンチェスター爆弾テロは、グランデの公演会場(マンチェスターアリーナ)で起こった。グランデはテロ後、王立マンチェスター子供病院を訪れ、負傷した少女ファンらを労った。今月4日は、この都市のオールド・トラッフォードのクリケット競技場で、5万人の観客が埋め尽くした中、追悼コンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」を主催した。テロの恐怖に真っ向から対抗している。この日の舞台には、ジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、コールドプレイなど、世界的な歌手たちが一緒に出演し、全世界に生中継され、もう一度話題を呼んだ。1000万ポンド(約144億ウォン)以上が集まったチケットの販売収益金は、テロの犠牲者のための緊急支援基金に寄付された。テロ当時の観客たちには、入場料を受け取らなかった。

グランデの来韓公演は、マンチェスターテロの前から進められた。現代カードの関係者は、「1年余り前から交渉に乗り出し、開催決定もテロ前に決まった」とし、「しかし、テロ発生後、グランデ側から、『追悼の雰囲気の中で、他の国、他の地域の新規公演のニュースを知らせるのは適切でない。発表を先送りしてほしい』という要請があったので、今になって公開することになった」と耳打ちした。

現代カード側は、万が一の事態に備えて、現場検索とセキュリティを他の公演に比べて強化する計画だ。現代カードの関係者は、「テロに屈して公演をキャンセルすれば、それはテロを犯した者たちの狙いに合致することだということに、グランデ側と共感した」とし、「アーティストは、初の韓国公演に対する期待感が大きい。韓国に滞在中は公演だけでなく、様々な経験をしたいと伝えてきた」と話した。

来韓公演が行われる高尺スカイドームは、2万席規模で、これまでエクソ、ビッグバン、防弾少年団、サイ、ブリトニー・スピアーズが公演した。

グランデの初来韓公演の入場券販売は26日正午(現代カードの保有者)、27日正午(現代カード非保有者)に、オンライン上の予約買いサイト「インターパーク」と「イエス24」で開始される。入場料は9万9000〜14万3000ウォン(現代カードで決済時は20%割引)。



임희윤기자 イム・ヒユン記者 imi@donga.com