7月に公開予定の映画「軍艦島」は、日本植民地時代に日本の軍艦島に強制徴用された後、命をかけて脱出を試みた朝鮮人たちの物語を描いている。2015年に公開して、1341万人の観客を集め、同年ボックスオフィストップを記録した「ベテラン」のリュ・スンワン監督が演出した。
イ・ジョンヒョンは、ありとあらゆる受難を経験しながらも堂々とした態度を失わない強靭な女性「マルニョン」役を演じた。しっかりした姿で、自分より弱い朝鮮の幼い少女たちを抱いて慰めるキャラクターだ。チョン・ドゥホン武術監督は、「心の痛む歴史を表現するために、か細い体をさらに体重を減らした状態でも、5キロを超える銃を手に持つアクションシーンをきちんとこなした」と伝えた。
イ・ジョンヒョンは2014年、「鳴梁(ミョンリャン)」では、悲しみを胸に抱えた悲運の女性「チョン氏」役を演じ、2015年に公開された「誠実な国のアリス」では、がめつい女性「スナム」役を演じた。
張善熙 sun10@donga.com