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「オクジャ」公開、マルチプレックス3社の「マルチ反応」

「オクジャ」公開、マルチプレックス3社の「マルチ反応」

Posted June. 06, 2017 08:46,   

Updated June. 06, 2017 08:46

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国内上映館シェア2位のロッテシネマが、同時公開でなければ「オクジャ」を上映するという立場を明らかにしたことが、5日確認された。

ロッテシネマの関係者は同日、東亜(トンア)日報との電話インタビューで、「劇場・オンラインプラットフォームの同時公開は、映画産業の生態系を揺さぶりかねない象徴的出来事だ」とし、「先例を作りたくない」と語った。しかし、「オクジャ」のネットフリックス公開後は、再公開の形ででも映画館で上映したいというのがロッテ側の立場である。メガボックスは、「同時公開には原則、反対しているが、成り行きを見守っている」と確答を避けた。

CGVを含むマルチプレックス3社は一時、ネットフリックスに対抗して先に劇場での公開を強く要求してきたが、ロッテシネマは一歩下がったことで、彼らの共同戦線が崩れたものとみられる。

これに先立って、「オクジャ」の国内配給会社であるNEWは、韓国内公開を控え、先月31日に3社に公式の立場を明らかにすることを要求したことがある。

一方、CGVは先行公開でなければ、「オクジャ」を上映しないという立場を固守している。CGVの関係者は、「ネットフリックスの公開に先立って、最小上映期間1、2日を保証する方式では交渉できない」と話した。

一方、劇場での先行公開は不可というネットフリックスの方針にも変わりはない。NEW側が5日、「同時公開を巡る劇場事業者の苦悩は十分理解できる」としながらも、「ネットフリックスの同時公開方針は変わらないだろう」とコメントした。

一部では、CGVが強硬な立場を見せるのは、親会社であるCJがt-vingなど、ネットフリックスと同様のストリーミングサービスとプラットフォームを持っているからだという分析も出ている。



李知訓 easyhoon@donga.com