10日、ジュリアード音楽院の理事会は、来年退任するジョセフ・ポリシ総長の後を継ぐ第7代総長にワーツェル氏を選んだと明らかにした。ブルース・コフナー 理事長は、「慣習にとらわれないワーツェルの自由奔放さと独特のキャリアは(総長を務めるのに)全く邪魔にならない」と明らかにした。
2008年に引退後、大学講義と共に芸術監督として働いてきたワーツェル氏は、日々不透明になっている卒業生の進路開拓と共に、カーティス音楽院、イェール音楽大学などとの激しい競争で生き残らなければならない課題を抱えることになった。氏は、「オーケストラのように調和をなして大学を運営していきたい」と明らかにした。
黃仁贊 hic@donga.com