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ロンドンの春を国楽で染める、国立国楽院がキングス・プレイスで公演

ロンドンの春を国楽で染める、国立国楽院がキングス・プレイスで公演

Posted April. 06, 2017 08:28,   

Updated April. 06, 2017 08:28

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国立国楽院とロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が同じ舞台に立つ。

国立国楽院は4日、「12日午後(現地時間)、英ロンドンのクラシック公演会場『キングス・プレイス』で春をテーマにした『2017コリアン・サウンド・シリーズ』に参加する」と発表した。国立国楽院の正楽団が1部の公演を務め、続いてロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が2部公演を行う。

「コリアン・サウンド・シリーズ」は、駐英韓国文化院が英国人に正統国楽を紹介するために企画した定期音楽会プログラムだ。駐英韓国文化院は今年、「韓英相互交流の年」を迎えて国楽とクラシックを比較鑑賞できる様々な公演を行う予定だ。

今回のロンドン公演で国楽院正楽団は、風流音楽をテーマに器楽と正楽で構成された6曲のレパートリーを準備した。短簫(たんしょう、細い縦笛の一つ)と笙(しょう)の笛の合奏の「艶陽春」と春の眠りを歌った「春眠曲」が注目される。「うららかな春」を意味する艶陽春は、短簫の澄んだ音色と笙の笛の華やか音がよく合うと評価されている。春の眠りから目覚めた風流を楽しむ人々が美しい春の情緒を楽しむという内容の春眠曲は、精巧な旋法が加わった声楽曲だ。

2部のロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の公演では、ヴァオリニストのキム・ジョンミン氏らが、ガブリエル・フォーレの4重奏とアストル・ピアソラの春を演奏する。

国立国楽院のキム・ヘスク院長は、「今回のロンドン公演を通じて欧州全域に国楽が広まることを期待する」と話した。



金相雲 sukim@donga.com