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「アデル少女」から一時のスターではなくアーティストのオーラが…

「アデル少女」から一時のスターではなくアーティストのオーラが…

Posted April. 05, 2017 08:27,   

Updated April. 05, 2017 08:28

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「アデル少女」から一時のスターではなくアーティストのオーラが…
「アデル少女」と言われているリディア・リー(本名=イ・イェジン、20)が最近、「香港アジアポップミュージックフェスティバル」で、グランプリと最優秀ボーカル賞を受賞した。リーは早ければ、8月にフランスのレコード会社から世界市場デビューのアルバムをリリースする。

リーは2015年、ソウル実用音楽高校在学中にソーシャルネットワークサービス(SNS)とユーチューブに掲載したアデルの「Hello」のカバー映像で話題を集め、サイ以降の韓国人としては2番目に、米人気テレビ番組「エレン・デジェネレス・ショー」(エレンショー)に出演した。「アデル少女」というニックネームもこの時につけられた。国際レコード産業連盟(IFPI)と香港政府の主管で先月、香港コンベンションセンター(HKCEC)で行われたフェスティバルで、リ-は中国、日本、タイ、香港などの新人歌手らを抜いて、グランプリである「アジア超新星賞」を受賞した。

3日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)にある一民(イルミン)美術館のイマカフェで会ったリーは、「1万2000人の外国人観客らの前に立った瞬間、エレンショーのときと同じように震えた」と笑った。「レイ・チャールズの『Hit the Road Jack』を歌う時は歌詞を忘れてしまったので、臨機応変に、すなわちスキャットで仕上げました。大きな賞まで受賞するとは知りませんでしたね」

世界的にスポットライトを受けたが、彼女は、「Hello」を歌った2年前の映像の中の制服少女のように、依然地味な姿だった。「当時、大きな歌謡芸能事務所から(迎え入れの)提案も受けたが、大学でアートマネジメントや映画演出を勉強したいと思って断りました」しかし、よりによって大学入試選考期間中にエレンショーから連絡が来たのが彼女の運命を変えた。「学校で昼食を食べていたところ、先生から『ちょっと職員室に来てみる?』と言われました。米国エレンショーの制作陣が国際電話をかけてきて、私を探しているんですって」。結局、彼女は大学進学を先送りして、歌手の道を選んだ。

リーは昨年、米国や英国に渡って、エド・シーランとワン・ダイレクションの共同作曲家であるフィオナ・ビーヴァンなどの有名作曲家たちと歌を作った。今年2月に発表したシングル「Blue」には、リー自身の物語を盛り込んだ。「顔の左側が青の斑点に覆われた状態で生まれました。10代の時に痛みを伴う手術で除去したものの、容易でない思春期を過ごしました」。最近リリースした2回目のシングル「Talking to Myself」も、同様に夢幻的な楽曲と歌唱が目立つ。つかの間のスターだろうと思った「アデル少女」の席に、アーティストの影がちらつく。

リーは今年下半期、フランスの「ビリーブデジタル」を通してミニアルバムを出す。「ビリーブデジタル」は、欧州の代表的インディーズ音楽流通会社だ。「アデルも好きだが、私の本当のアイドルは(アイルランド歌手の)ダミアン・ライスです。最近は、チェット・ベイカーとリアン・ラ・ハヴァスに嵌っています。大衆の好みに合わせる有名人になりたくはありません。私の音楽を奏でるアーティストになりたいと思います」。



임희윤기자 イム・ヒユン記者 imi@donga.com