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「馬韓工芸の真髄」羅州チョンチョン古墳の金銅靴の模写品を公開

「馬韓工芸の真髄」羅州チョンチョン古墳の金銅靴の模写品を公開

Posted April. 04, 2017 08:24,   

Updated April. 04, 2017 08:26

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国立羅州(ナジュ)文化財研究所は、2014年末に全羅南道(チョンラナムド)羅州市のチョンチョン古墳で出土した金銅靴を模写復元して、3日公開した。チョンチョン古墳1号の石室墓で発見されたこの金銅靴は、竜頭飾りなどの派手な外観がそのまま保存されて、大きな関心を集めた。靴が出土されたチョンチョン1号墳は、5世紀末の馬韓(マハン)の首長級の墓と推定される。

研究所は、1年以上も金銅靴の保存処理を行い、3次元(3D)スキャンとX線分析などを通じて製作技法を解明した。分析結果、金銅靴は厚さ0.5ミリの銅板に純度99%の金メッキが施されたことが、調査の結果分かった。底とサイド板に刻まれた蓮の花、鬼、鳥の模様は金属板を彫るいわゆる透彫技法が動員された。

研究所は製作技法の調査結果をもとに、伝統的メッキ技術である「水銀アマルガム法」(金粉を水銀に混ぜて金属表面に塗る方式)で復元品を作った。研究所のショールームで復元品を観覧できる。



金相雲 sukim@donga.com