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「City of Stars」 ジャズ旋律で染まる都市の夜

「City of Stars」 ジャズ旋律で染まる都市の夜

Posted March. 07, 2017 08:31,   

Updated March. 07, 2017 08:32

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春と秋のジャズは違う。同じ音楽も違って聞こえるためだ。かみ合わないリズムに胸をときめかせ自由なメロディの踊りは、太陽に向かってかげろうとなって立ち上る。

時間の魔法は誰にもとけない。都市の夜はきらびやかで寂しい。アカデミー音楽賞を受賞した映画「ラ・ラ・ランド」の歌はその風景を音符で描く。

16日午後8時、ソウル麻浦区(マポク)のウェストブリッジ・ライブホールで開かれるコンサート「キム・ジュファンsingsラ・ラ・ランド」は、映画の中の音楽に陶酔する。キム・ジュファン氏は甘く力強い声でスタンダードを歌うジャズ歌手だ。彼の声に乗って流れる「City of Stars」、「A Lovely Night」、「Start a Fire」はどんな感じだろうか。「Georgia on My Mind」m「Stardust」、「The Nearness of You」のようなジャズのスタンダード曲も適度に盛り込む予定だ。ジャズ月刊誌「MM JAZZ」が作ったコンサート・シリーズ「ジャズ・ブリッジ」の初舞台。SBS「Kポップスター6」出身の歌手ホン・チャンミ氏がキム・ジュファン氏と息を合わせる。3万3000ウォン。02-325-9660。

8日、ソウル江南区(カンナムク)のLGアートセンターの舞台には、ジャズ・フュージョン音楽のアトランティスが再現される。「ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド」の来韓公演だ。ジャズピアノの巨匠チック・コリア(76)が1980、90年代のジャズ名歌GRPレコードを席巻した「エレクトリック・バンド」と来韓するのは初めて。デイブ・ウェックル(ドラム)、ジョン・パティトゥッチ(ベースギター)、エリック・マリエンサル(サクソフォン)、フランク・ギャンバレ(ギター)のバンド全盛期の威容が健在だ。精巧で爆発的な彼らの合奏は、快速にはめ合わされていくルービッグキューブに似ている。5万~14万ウォン。02-2005-0114。



임희윤기자 イム・ヒユン記者 imi@donga.com