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日本植民地時代の韓半島先史遺跡を写真集で証言

日本植民地時代の韓半島先史遺跡を写真集で証言

Posted March. 01, 2017 07:49,   

Updated March. 01, 2017 07:49

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韓半島先史考古学の胎動期である日本植民地時代の研究実態をまとめた資料集が発刊された。

国立金海(キムへ)博物館は、日本植民地時代の資料公開のため、東京帝国大学教授だった鳥居龍蔵(1870〜1953)が撮影した写真を集めた「石器時代の鳥居龍蔵調査のガラス乾板」資料集を、最近出した。鳥居龍蔵は、1911年1923年にかけて、9回にわたって韓半島の先史遺跡を調査した。

当時、日本考古学界では、韓半島には石器時代が存在しなかったと見ていた。しかし、鳥居は、韓半島で石斧が発見されたことや中国満州地域での調査経験をもとに、学界の見解に反論した。

彼は、済州道(チェジュド)から咸鏡北道(ハムギョンブクド)まで、韓半島のあちこちをくまなく周って、先史時代の痕跡を見つけた。このうち、金海會峴里(フェヒョンリ)貝塚は、彼が確認した代表的先史遺跡と言える。鳥居は調査過程で、計3800枚に達する遺跡や遺物の写真を撮影したが、今回の資料集には、このうち430枚を選別して掲載した。鳥居の回顧録を参考に、彼の調査の旅路を具体的に把握して収録した。

博物館では、「鳥居の調査資料を、独立後、初めてまとめて発刊したことに意義がある」としながら、「韓半島先史考古学史の研究に重要な基礎資料になるだろう」と明らかにした。



金相雲 sukim@donga.com