チョン・ジュンヒョクの父親であるチョン・ヨングク氏は、「10日(現地時間)、バレエ団からジュンヒョクに公式入団の提案が届いた。7月にロイヤルバレエ学校を卒業し、バレエ団シーズンが始まる8月に正式入団する予定だ」と11日明らかにした。
チョン・ジュンヒョクは、2003年に入団し、現在、ファーストソリストとして活動している在日韓国人4世のバレリーナ「チェ・ユヒ」(33、韓国国籍)以降、2度目の韓国人ロイヤルバレエ団団員となる。韓国人バレリーノとしては、彼が初めてだ。
2009年、韓国芸術総合学校英才教育院に入学した彼は、金善姬(キム・ソンヒ)、チョ・ジュヒョン、金容傑(キム・ヨンゴル)教授に師事した。昨年4月、米ニューヨークで行われた「ユースアメリカグランプリ」で、ソ・ヒ・アメリカンバレエシアター首席ダンサーやキム・ギミン・ロシアマリンスキーバレエ団首席ダンサーに次いで、韓国人としては3番目にグランプリを受賞した。
彼は2014年3月、ロイヤルバレエ学校に東洋人としては初めてすべてのプログラムの全額奨学生に選ばれた。昨年、ロイヤルバレエ学校の学生身分としては珍しく、ロイヤルバレエ団の公演に参加したこともある。毎年、ロイヤルバレエ学校出身ダンサーの約30人中、一人か二人しかロイヤルバレエ団に入団していない。
金東昱 creating@donga.com