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映画「極限職業」が1000万観客動員、「まともな笑い」狙いが的中

映画「極限職業」が1000万観客動員、「まともな笑い」狙いが的中

Posted February. 07, 2019 10:41,   

Updated February. 07, 2019 10:56

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映画「極限職業」が今年初の1000万観客動員を達成した。映画は公開15日目となる6日の午後0時25分に、累積観客数が1000万3087人を超えた。映画は解体の危機に瀕していた警察の麻薬捜査班が張り込み捜査のために、フライドチキン店を設けたら、一躍全国的な有名店になることから始まるハプニングを描いたコメディだ。

映画は旧正月連休直前の元日に早くも観客動員500万を超えた。旧正月連休が始まってからは1日平均100万が入り、猛烈な勢いで観客を集めた。昨年8月の「神と一緒に、因と縁」に次ぐ、史上23作目の1000万観客動員だ。このペースは、「鳴梁」や「神と一緒に、因と縁」に次ぐ勢いだ。

映画がヒットした要因には、重いメッセージ―やごり押しの感動ではなく、笑いの誘いに徹底していることが挙げられる。映画を演出したイ・ビョンホ監督も企画の狙いについて「まともに笑える映画を作りたかった」と話している。筋書きもシンプルだ。麻薬捜査という題材は何も目新しいものではないが、最初から最後までヒューモアが矢継ぎ早に施され、退屈する暇がない。映画「完璧な他人」の脚本を書いたペ・セヨン氏の機知に富んだセリフも際立つ。

旧正月連休に手強いライバル昨品がなかったことも成功に一助した。警察のひき逃げ捜査班を題材にした「ペンバン」が1週間後に公開されたが、成績は振るわなかった。ジェームズ・キャメロン監督の「アリータ」も5日に公開され、連休中に「極限職業」の独壇場が続いた。昨年は、「朝鮮名探偵、吸血怪魔の秘密」や「ゴールデンスランバー」「興夫」「ブラックファンサ―」など大型作品の対決が繰り広げられ、「ブラックファンサ―」がボックスオフィス1位となった。2017年には「共調」や「ザ・キング」が観客を二分しながら興行をけん引した。

男女老若を問わず誰もが馴染み深い「フライドチキン」を映画の前面に登場させたのも、人々の好奇心を刺激した。まるで「配達の民族」のCMを見るかのように、フライドチキンの調理過程をクローズアップした画面や、チキンを一口ほおばるときの「サクッ」とする音を強調した場面が笑いを誘う。映画に登場する「水原(スウォン)ワンカルビ鶏丸焼」が現実の水原鶏焼き路地に登場したり、水原市がパロデイ映像を制作して地域の食べ物を宣伝する動きが現れるなど、反響も大きい。制作側が直接手掛けた「水原ワンカルビ鶏丸焼」のレシピがソーシャルメディアで共有され、話題を呼んでいる。オ・ジウンCJエンターテインメント広報課長は、「だらしないけど憎めない人物たちの活躍が、苦しい生活の中で生業に励んでいる人々に痛快感を与えたようだ」と話した。


金民 kimmin@donga.com