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文化財庁、保寧聖住寺址東三層石塔を宝物指定予告

文化財庁、保寧聖住寺址東三層石塔を宝物指定予告

Posted January. 26, 2019 09:05,   

Updated January. 26, 2019 09:05

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統一新羅末期に造成された「保寧聖住寺址(ポリョン・ソンジュサジ)東三層石塔(写真)」が宝物に指定される。

文化財庁は、保寧聖住寺址(史跡第307号)の東三層石塔(忠南有形文化財第26号)を国の指定文化財宝物に指定予告すると、25日明らかにした。聖住寺は、統一新羅後期だった847年、僧侶・朗慧(ナンへ)和尙(無染)が立てた寺院で、約1000年間命脈を保っていて、朝鮮後期に廃寺したことが知られている。

聖住寺址には「保寧聖住寺址朗慧和尙塔碑」(国宝第8号)を含めて5基の石塔が残っている。寺院内の仏を祀る金堂を中心に、前方には「保寧聖住寺址五重石塔」(宝物第19号)があり、後ろには「保寧聖住寺址中央三層石塔」(宝物第20号)、「保寧聖住寺址西三層石塔」(宝物第47号)と今回宝物に指定予告された東三層石塔が並んで立っている。

このような建築物の配置は、韓国国内では唯一の事例だ。学界では、まず金堂の正面に五重石塔を立てて「1塔1金堂」形式を造成後、後で石塔3基を金堂の後ろに移転した可能性が高いと見ている。


柳原模 onemore@donga.com