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2000年前の権力象徴「虎形帶鉤」が宝物になる

2000年前の権力象徴「虎形帶鉤」が宝物になる

Posted December. 27, 2018 09:20,   

Updated December. 27, 2018 09:20

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約2000年前の鉄器時代に作られたと推定される「虎形帶鉤」(トラ模様の帯リング・写真)が宝物になる。

文化財庁は、「慶山新垈里(キョンサン・シンデリ)の1号木棺墓出土の青銅虎模様の帯輪」と朝鮮初期の仏経である「佛頂心觀世音菩薩大陀羅尼經」を宝物に指定予告したと、26日明らかにした。虎形帶鉤は、衣服と柄等につけた飾り物だ。慶山新垈里の虎形帶鉤は、2007年に嶺南(ヨンナム)文化財研究院が発掘して、現在、国立大邱(テグ)博物館が所蔵しているが、保存状態が良くてその価値が認められた。

全羅南道長興(チョルラナムド・チャンフン)にある妙德寺(ミョドクサ)の所蔵品である「佛頂心觀世音菩薩大陀羅尼經」は、体に付けるか、読誦すれば、観世音菩薩の神々しく神秘的な力を借りて厄払いができるという仏教の経典だ。3巻1帖で構成された袖珍本(袖に入れるための小さくした書籍)で、1425年(世祖7年)に制作された。


柳原模 onemore@donga.com