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韓国の山寺7ヶ所が世界文化遺産に登録

Posted July. 02, 2018 08:36,   

Updated July. 02, 2018 08:36

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韓国の代表的な伝統寺院7カ所で構成された「山寺、韓国の山地僧院」がユネスコの世界文化遺産に登録された。韓国は2015年、百済の歴史遺跡地区以後3年ぶりに世界遺産に登録され、計13件のユネスコ世界遺産を保有することになった。

文化財庁は、「30日(現地時間)、バーレーンの首都マナーマで開かれた第42回世界遺産委員会(WHC)会議で、『韓国の山寺』がユネスコの世界遺産リストに最終登録された」と、1日明らかにした。世界遺産委員会は、「7~9世紀創建以来、現在まで仏教の信仰・修道・生活機能を維持している総合僧院である韓国の山寺は、世界遺産の必須条件である『優れた普遍価値』に該当する」と明らかにした。

今回登録された韓国の山寺は、△慶尚南道梁山市(キョンサンナムド・ヤンサンシ)の通度寺(トンドサ)、△慶尚北道栄州市(ヨンジュシ)の浮石寺(プソクサ)、△慶尚北道安東市(アンドンシ)の鳳停寺(ポンジョンサ)、△忠清北道報恩郡(チュンチョンブクド・ポウングン)の法住寺(ポブジュサ)、△忠清南道公州市(チュンチョンナムド・コンジュシ)の麻谷寺(マゴクサ)、△全羅南道順天市(スンチョンシ)の仙岩寺(ソンアムサ)、△全羅南道海南郡(へナムグン)の大興寺(テフンサ)の計7カ所である。1000年以上の歴史を持つ所で、今までも僧侶たちの修道生活が実際に行われている古いお寺である。

順調な過程だけではなかった。先月、世界文化遺産の候補地を事前に審査するイコモス(ICOMOS・国際記念物遺跡会議)は、韓国が申請した7ヶ所の寺院のうち、麻谷寺と仙岩寺、鳳停寺の3カ所を除いた4ヶ所の寺院に対してのみ「登録勧告」の判断を下した。他の寺院に比べて歴史的な重要性が十分にあらわれておらず、鳳停寺の場合は規模が小さいという理由だった。

イコモスの審査結果が知られると、韓国政府は、7つの寺院すべてを登録するための緻密な交渉に乗り出した。文化財庁と外交部は、世界遺産委員国を対象に、積極的な説得に乗り出して、終盤逆転のために努力した。結局、21カ国の委員会国のうちスペインをはじめ、20カ国が韓国の山寺7ヶ所の登録に支持の立場を表明し、最終投票で21カ国の全会一致で7つの寺院の同時登録が決まった。

世界遺産に登録された山寺は、代表的な仏教遺産であるだけでなく、素晴らしい自然景観と美しい建築物を誇るところである。無量寿殿(ムリャンスジョン、国宝第18号)のベフルリム柱で有名な浮石寺は676年、義湘(ウィサン)大師が唐留学から帰ってきて建てたお寺であり、韓国華厳思想の中心的役割を果たしてきた。通度寺は、仏の眞身舍利を祀った仏寶寺として有名である。ここの大雄殿と金剛階段が国宝第290号に指定されている国内仏教文化財の宝庫である。

ただし、ユネスコは文化財に指定されていない建物の管理方法と総合整備計画の策定、今後増える観光需要に備える案などをまとめるように勧告した。また、寺院内の建築物を新たに建てるときは、ユネスコ世界遺産センターと協議することを要求した。


柳原模 onemore@donga.com