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国王の胎壺に国の安寧を祈願

Posted June. 27, 2018 10:27,   

Updated June. 27, 2018 10:27

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朝鮮時代の独特の出産文化に「安胎」がある。赤ん坊のへその緒を保管することで、特に王室では後代の健康と国の安寧を祈る意味を込めて重要な儀式として扱った。生後3日目にへその緒を胎壺に入れる洗胎儀式を行い、風水地理上、最高の吉地に埋めて胎室を作った。

朝鮮の国王27人中18人の実際の胎壺を見ることができる異色の展示会が開かれる。ソウル鍾路区(チョンノク)国立古宮博物館で27日に始まる特別展「朝鮮王室阿只氏の誕生―国の福を入れた胎壺」だ。韓国学中央研究院の蔵書閣と共同で行う今回の展示会では、朝鮮王室の出産文化が分かる遺物や文献約300点が公開される。

計4部で構成された展示は、1部「螽斯之慶、王室の繁栄を祈る」で始める。「螽斯」は馬追虫を指し、夫婦和合と子孫繁盛を意味する。多産を象徴する百子図屏風と英親王妃が所蔵した装飾品なども展示される。

2部「呱呱之声、産声を上げる」では、新しい生命が誕生する過程に光を当てる。出産のために設置した官庁の産室庁、養育を担当した輔養庁、乳母の奉保夫人と王族の出生関連儀礼に関する文献などが展示される。

3、4部では、太祖李成桂(イ・ソンゲ)から世宗(セジョン)、正祖(チョンジョ)などの胎室が公開される。朝鮮初期、陶器中心から粉青沙器を経て白磁に変わる胎壺の変遷史を確認することができる。7月26日と8月9日には展示に関する特別講演会が催される。無料。9月2日まで。02-3701-7654


柳原模 onemore@donga.com