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ドラマ・映画の中のあの場所にストーリー旅行

ドラマ・映画の中のあの場所にストーリー旅行

Posted May. 17, 2018 08:51,   

Updated May. 17, 2018 08:51

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家庭の月5月が半分過ぎた。旅行を考えているなら、食傷気味の観光地より、物語のあるところはどうだろうか。京畿(キョンギ)観光公社は16日、京畿道で撮影された人気映画やテレビドラマの中に出てくる初恋の場所を推薦した。

「天気がよくて、天気が良くなくて、天気が適当なので、すべての日が良かった」

多くの名シーンと名セリフを生んだtvNのドラマ「トッケビ(鬼という意)」には、京畿安城(アンソン)の2つの空間が出てくる。トッケビのコン・ユとトッケビの花嫁である金高銀(キム・ゴウン)の美しい愛の運命を描いたこのドラマで、コン・ユが天灯を飛ばした場所は石南寺(ソクナムサ)だ。新羅文武王20年(680年)に創建された石南寺は、安城瑞雲山(ソウンサン)の北東側のふもとに位置する。大雄殿につながる長い石段が美しい。もう一つは、金高銀がコン・ユを呼び寄せるシーンを撮影した安城ミリネ聖地で、「103人の列聖記念聖堂」だ。ミリネ聖地は、カトリック迫害当時、信者たちが集まって暮らしていた村だ。金大建(キム・デゴン)神父が安置された殉教史跡でもある。

初恋ブームを招いた2012年の映画「建築学概論」は、スンミン(李帝勳)とソヨン(スジ)が授業課題をするために訪れた古い駅で、両腕を伸ばしてレールの上を歩くシーンが出てくる。観覧客は「胸を打たれ」た。この駅は、楊平九屯(ヤンピョン・グドゥン)駅だ。1940年にオープンした後、営業を中止した無人駅である九屯駅には、待合室「告白の庭」をはじめとする9つのテーマスペースがある。インスタント写真や、願い事を掛けたり、線路での提灯飛ばしもできる。

同年公開して、宋仲基(ソン・ジュンギ)を確固たるアイドルに仕立てた映画「オオカミ少年」には、抱川(ポチョン)鳩ナン滝が出てくる。玄武岩が浸食してできたここの滝とコバルト光の沼が調和をなした風景は、伝説の中の秘境のように夢幻的だ。滝の周辺には、野生の花の生態公園やキャンプ場がある。自然を眺めながら、一晩泊まることもできる。

子供の頃はかわいかったが、思春期に容姿が様変わりしたヘジン(黄正音)と、「チジルナム(せこい男)」から「オムチンア(なんでもデキる完璧な男の子)」に生まれ変わったソンジュン(朴敍俊)の人生逆転が興味深かった2015年のMBCドラマ「彼女はきれいだった」では、坡州(パジュ)ヘイリ芸術村が目立つ。ヘジンがプレゼントとしてもらった本を読みに行ったあの葦広場は、家族の外出場所に適している。ゲストハウス「思考の森モチーフワン」は、ヘジンとソンジュンの新居と作業室として出た。1万冊の本が並べられた書斎が印象的だ。


南坰鉉 bibulus@donga.com