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現存する最古のものとみられる「愛国歌の英語楽譜」を公開

現存する最古のものとみられる「愛国歌の英語楽譜」を公開

Posted April. 13, 2018 08:36,   

Updated April. 13, 2018 08:36

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最も古い実物と推定される「愛国歌の英語楽譜」(写真)が公開された。

米ニューヨーク韓国人会移民史博物館は、1944年に米国で制作された安益泰(アン・イクテ)先生の愛国歌の英語楽譜を展示すると、11日(現地時間)に明らかにした。現存する愛国歌の英語楽譜としては、最も古いものと推定される。行政安全部の国家記録院が保有している最も古い愛国歌の英語楽譜は、1956年に制作された。

今回公開された愛国歌の英語楽譜は、ニューヨークのロングアイランドに住んでいるキム・グンヨン牧師の家族が保管してきて、移民史博物館に寄贈したと、ニューヨーク韓国人会は説明した。

楽譜の表紙には「KOREAN NATIONAL ANTHEM(韓国国歌)」という太文字の英語のタイトルと、作曲家安益泰先生と発行人であるジョン・スター・キムの英語名が書かれている。ジョン・スター・キムは韓国人教会所属と表記されている。当時、ニューヨーク韓国人教会のキム・ジュンソン牧師を指すものと見られる。楽譜には、英語で意訳された愛国歌の歌詞が2節まで紹介されている。

愛国歌は1935年、海外で活動していた安益泰先生が作曲した。大韓民国の臨時政府がこの曲を愛国歌として使用したが、海外でのみ知られた。国内では1948年に大韓民国政府が樹立された後、今の愛国歌が政府の公式行事に使用された。この時、学校の教科書にも載って全国的に愛唱された。愛国歌楽譜のハングル版は、これに先立ってサンフランシスコなどでも発見された。1945年、上海臨時政府も、ハングル、中国語、英語併記の楽譜を制作したことが分かっている。


趙은아 achim@donga.com