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朝鮮の華やかな文化作品

Posted March. 06, 2018 07:41,   

Updated March. 06, 2018 07:41

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12曲の巨大な屏風の中で、童子が富貴な邸宅を背景に遊んでいる。羽根蹴りや凧揚げ、闘鶏をする楽しそうな姿を見ていると自ずと笑みがこぼれる。

14日に開かれる第1回東亜(トンア)オークションに出品された「白童子図12曲屏」だ。これまで6~10曲の屏風が公開されたことはあるが、12曲の巨大な屏風が韓国の競売に出品されたのは初めて。朝鮮時代に王室の婚礼に使われたもので、主に皇太子の寝室に置かれた。華やかな装飾と高級シルクに彩られたものを見ると、朝鮮王室の画員の作品と推定される。

今回の東亜オークションでは、出品された様々な古文書と美術品を通じて、朝鮮時代の古風な文化をうかがうことができる。朝鮮後期の代表的な実学者である茶山(タサン)・丁若鏞(チョン・ヤクヨン、1762~1836)が書いた手紙も注目される。

「私の年をこのように取っているので、他人に貞節を守れと強要することもできないが・・・」

1820年8月3日、茶山が書いた手紙には、彼の深い悩みが込められている。当時、茶山は全羅南道康津(チョンラナムド・カンジン)での長期の島流し生活を終えて故郷の京畿道南陽州(キョンギド・ナムヤンジュ)に戻った。彼が康津にいた時に出会った妾とその間に産まれた娘による本妻との葛藤の状況を吐露したものだ。受信人は確認されなかった。この手紙を検討した漢陽(ハンヤン)大学国文科のチョン・ミン教授は、「妾によって家庭がもめて茶山が困惑した状況が溶け込んでいる」とし、「これまで公開されなかったもので、茶山に関する貴重な資料だ」と説明した。東亜オークションには、茶山の父親の丁載遠(チョン・ジェヨン)と孫の丁大懋(チョン・デム)が書いた手紙も共に出品された。

朝鮮時代の作品の中でめったに見られない12曲の狩猟図も公開される。17世紀後半~18世紀始めの作品と推定されるこの図は、登場人物が清の人と見られるが、山水の背景は朝鮮のものだ。狩猟が重要な生活手段だった高句麗の頃までは様々な狩猟図が残っているが、農耕社会だった高麗と朝鮮時代では狩猟図は目にかかれない珍しい文化財として評価されている。慶州(キョンジュ)大学文化財学科のチョン・ビョンモ教授は、「清の影響力が強くなった朝鮮後期に入って、朝鮮でも狩猟図が流行した」とし、「この作品は朝鮮後期の狩猟図の初期のもので、作品性と歴史的価値が優れている」と語った。

 

先祖の科学に対する関心がうかがえる作品も多い。24節気別日出日没処、赤道と黄道、南北帰線が示されている「地球前後黄道南北恒星図」や1899年に全羅南道31郡の風速と地理を詳細に記載した「全羅南道各郡邑誌」などが公開される。


柳原模 onemore@donga.com