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「知ってから聞いてこそ感じる醍醐味」クラシック交響曲の道しるべ

「知ってから聞いてこそ感じる醍醐味」クラシック交響曲の道しるべ

Posted December. 30, 2017 09:47,   

Updated December. 30, 2017 09:49

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「知ってから聞いてこそ感じる醍醐味」クラシック交響曲の道しるべ

初めてクラシック交響曲を聞く人たちが最も知りたがることの一つは、「一体どう鑑賞すればいいのだろうか」である。この本は、交響曲を聞く人のための「ガイド」を自任している。バッハからショスタコーヴィチまでの作曲家18人の交響曲82曲を紹介する。ここにはベートーベンの交響曲第3番「英雄」と交響曲第9番「合唱」など、私たちがよく知っている曲もあり、ニールセンやショスタコーヴィチのように耳慣れない作曲家たちの曲もある。

著者は、ソウル芸術高校とソウル大学音楽部でバイオリンを専攻した後、10年間富川(プチョン)フィルハーモニー管弦楽団で演奏者として活動した。現在は様々な音楽専門誌や日刊紙などにコラムやレビューを投稿している。それだけ交響曲について多く聞いており、直接多くの曲を演奏したことになる。

入門者への配慮も見逃さなかった。ベートーベンの曲を説明する時はベートーベンが直接書いた手紙と、当時の批評家、音楽家たちの証言を引用しながら、曲は当時どのような反応を得て、曲が作曲されたときはどんな状況だったかについて詳しく説明する。

また、すべての解説に参考アルバムを指定して、テーマ旋律、主要和音、独特な音などを直接確認できるようにトラック情報を表記した。できるだけ有名で簡単に入手できるアルバムを選んだ。本を読みながらアルバムを聞くと、さらに容易に理解できるように配慮した。

本を読んでいると、作曲家らの音楽世界はもとより、西洋音楽史を時代別に知ることができる。さらにありとあらゆる修辞で彩られた抽象的描写は自制する代わりに、曲を理解できる鑑賞ポイントと手がかりを提供して、本を読む人が自分だけの鑑賞ポイントを作れるように手助けする。文字通り、交響曲を聞く人のための「ガイド」に忠実である。



金東昱 creating@donga.com