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独立運動史上最多の8624人が「光復誓い」、「声明会宣言書」を発見

独立運動史上最多の8624人が「光復誓い」、「声明会宣言書」を発見

Posted November. 13, 2017 10:24,   

Updated November. 13, 2017 11:04

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「大韓国民は大韓の光復を死をもってに誓う」

「ハーグ特使」として有名な独立運動家溥齋・李相卨(イ・サンソル、1870~1917・写真)の主導で、1910年に世界に向け独立意志を宣言した「声明会宣言書」の原稿が107年ぶりに初めて発見された。

李相卨先生記念事業会(会長=イ・ソクヒョン)は12日、「先月、近代史のドキュメンタリー制作会社『ザ・チャンネル』のキム・グァンマンPDが米国立公文書館(NARA)で、当時米国に送られた声明会宣言書全体を見

つけた」とし、「記録とクチコミでのみ伝わった宣言書が実際の姿を初めて現した」と明らかにした。この宣言書は、日本植民地時代の最大規模である8624人が署名して、「3・1独立宣言書」級の価値を持つというのが学界の評価だ。

1910年の韓日併合直後、ロシア沿海州で結成された声明会は、李相卨と旧韓末義兵長として活躍した衣岩・柳麟錫をはじめ、李範允(イ・ボムユン)、金學萬(キム・ハクマン)などが一緒に志を集めた独立運動団体だ。計118枚の宣言書は、柳麟錫が声明会長名義で直筆サインを残した宣言書6章と8624人が自分の名前を書き入れた署名録112枚で構成されている。米国立公文書館で別に添付した表紙書類には、「1910年10月に米国務長官宛てに到着した資料」という内容の簡単な説明がついている。朴桓(パク・ファン)水原(スウォン)大学史学科教授は、「声明会宣言書は独立運動歴史の初期史料であり、3・1独立宣言書や6・10万歳運動宣言書のモデルと言える」とし、「当時、8000人以上が参加したということは、現地で活動した韓国人指導者を含む大半の民衆が同じ気持ちで参加した偉大な独立運動だという証拠だ」と評価した。



チョン・ヤンファン記者 ユ・ウォンモ記者 ray@donga.com