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ハリウッドのセクハラスキャンダル、ダスティン・ホフマンにも飛び火

ハリウッドのセクハラスキャンダル、ダスティン・ホフマンにも飛び火

Posted November. 03, 2017 07:27,   

Updated November. 03, 2017 09:08

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米ハリウッドの大物映画制作者、ハーヴェイ・ワインティンのセクハラスキャンダルから始まった性暴行告発キャンペーン「Me too(私もやられた)」が、有名人たちの「墓場」となっている。

ゴールデングローブ賞を6回も受賞した米元老俳優ダスティン・ホフマンが、32年前に撮影現場で、当時17歳の女性インターンにセクハラを行ったという暴露が出た。作家として活動しているアナ・グラハム・ハンターは1日、ハリウッドの芸能媒体「ハリウッドリポーター」に投稿したエッセイで、「高校生だった1985年、テレビシリーズ『セールスマンの死』の撮影現場で、インターンとして働いていた当時、主演俳優のホフマンが私にセクハラを行った」と主張した。彼女の暴露によると、ホフマンは出会ったその日に足のマッサージを要求し、その後、お尻を何度もつかんでは性的言葉を投げ続けた。彼女は当時、この事実を上司に知らせたが、番組制作のために犠牲を要求したと付け加えた。ホフマンはハリウッドレポートに「謝罪する」と明らかにした。

X―メンシリーズを作った有名映画監督「ブレット・ラトナー」も、女優に対するセクハラスキャンダルに包まれている。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は1日付で、女優のオリビア・マン、ナターシャ・ヘンストリッジなどの証言を引用して、ラトナーが女優6人に対してセクハラを行ったと報じた。ヘンストリッジは、「私が19歳だったとき、ラトナー監督が彼のニューヨークのマンションでオーラルセックスを強要した」と暴露した。

英政界も連日出てくるセクハラ暴露で大騒ぎとなっている。15年前の女性記者のセクハラ事件の加害者であることが明らかになったマイケル・ファロン国防長官は1日、「かつて、私の行動は私たちが軍に求められる高い基準に達していなかったことを認める」という書簡をメイ首相に送り、辞任の意向を明らかにした。メイ首相はこれを受諾した。ファロン前長官は2002年、保守党カンファレンスの晩餐会場で隣の席に座っていた女性ジャーナリスト「ジュリア・ハートリー=ブルワー」の膝に手を繰り返して置き、とがめられた。加害者は内閣次官とだけ知られていたが、最近、マスコミの報道でファロンであることが明らかになった。

メイ首相の最側近であるデイミオン・グリーン首席国務長官も2015年、ウォータールーパブで30歳年下のケイト・モルトヒとの打ち合わせの途中、彼女の膝に触れ、彼女に性的テキストメッセージを送ったという暴露に包まれている。



董正民 ditto@donga.com