Go to contents

高宗皇帝の特別な12章服、「大韓帝国、服飾に込められた威厳」の特別展

高宗皇帝の特別な12章服、「大韓帝国、服飾に込められた威厳」の特別展

Posted October. 10, 2017 09:31,   

Updated October. 10, 2017 09:35

한국어
高宗(コジョン)が大韓帝国を宣言しながら、皇帝の服飾として制定した冕服の再現品(写真)が見られる展示が開かれる。冕服とは、冠と複数の装身具で構成された礼服を意味する。

慶雲(キョンウン)博物館は、特別展「大韓帝国、服飾に込められた威厳」で各種史料と文献をもとに作られた大韓帝国皇帝の冕服12章服と12旒の冠などを披露すると、9日明らかにした。12章服とは、太陽、月、星、山、龍などの文様が12個の服を意味し、12旒の冠は、ビーズを通した紐が12個付いたものである。今回公開される冕服は、黒い上着、中單(制服の中に着るトゥルマギ)、革ベルト、足袋など13個で構成されている。

明の礼法に従った朝鮮は、王が諸侯の服飾を着用して9章服と9旒の冠を使用した。しかし、高宗は大韓帝国皇帝になったことを機に、中国皇帝と同じように12章服と12旒の冠を礼服に定めた。

今回の展示では、高宗と純宗(スンジョン)、義親王(ウィチンワン)の服飾と遺品をはじめ、写真家ソ・ホンガンが徳寿宮(トクスグン)を撮影した作品などを一緒に見ることができる。博物館は、ソウル市江南区(カンナムグ)にある京畿(キョンギ)女子高の校庭内にあり、展示は来年2月28日まで開かれる。



柳原模 onemore@donga.com