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第7回朴景利文学賞に英作家アントニア・スーザン・バイアット氏

第7回朴景利文学賞に英作家アントニア・スーザン・バイアット氏

Posted September. 28, 2017 08:57,   

Updated September. 28, 2017 09:39

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英作家「アントニア・スーザン・バイアット」(81・写真)が、土地文化財団と朴景利(パク・ギョンリ)賞委員会、江原道(カンウォンド)、原州市(ウォンジュシ)、東亜(トンア)日報が共同主催する第7回朴景利文学賞の受賞者に選ばれた。土地文化財団と朴景利賞審査委員会は27日、「アントニア・スーザン・バイアットは鮮やかな人物描写と人生への鋭い観察に基づいて、個人と時代を調和させながら美学的に高い質を持った作品を書いてきた」と選定理由を明らかにした。審査委員会は氏の作品世界について、「歴史、習慣、自然など、人間の人生に影響を与える複数の要因を細かく分析しながらも、一人一人の個体性を強調することで、人間を新しい深みのある見方で理解しようと努力している」と評した。

朴景利文学賞は、大河小説「土地」の作家、故朴景利氏(1926~2008)の文学精神と業績を称えるために2011年に制定され、その翌年から外国作家に門戸を開いて韓国初の世界文学になった。第1回は小説家の故崔仁勲(チェ・インフン)氏を皮切りに、リュドミラ・ウリツカヤ(ロシア)、マリリン・ロビンソン(米国)、ベルンハルト・シュリンク(ドイツ)、アモス・オズ(イスラエル)、グギ・ワ・ジオンゴ(ケニア)が順番に受賞した。賞金は1億ウォン。

今年の朴景利文学賞は、錦湖(クムホ)アシアナ、マロニエブックス、延世(ヨンセ)大学、(株)ミリムシスコン、(株)スペックスが共同後援した。社会的協同組合「クリムチェクドシ」絵本の都市という意)、「ペレンイコットグリムチェクバス(ナデシコ絵本バスという意)」は共同協賛した。授賞式は、原州の朴景利文学祭期間である翌月28日午後4時、江原原州市にある土地文化館で開かれる。



孫曉林 aryssong@donga.com