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スターはクラシックを愛する?

Posted August. 29, 2017 09:36,   

Updated August. 29, 2017 09:57

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今年1月、ソウルロッテコンサートホールで開かれたピアニスト「チョ・ソンジン」のリサイタル。

観客に満ちたロビーで、映画監督「朴贊郁(パク・チャンウク)」が目に付いた。会場の関係者は、「朴監督は有名演奏家の公演はもとより、あまり知られていない公演も見に行くほどのクラシック愛好家だ」と話した。

有名歌手やグループの公演があると、有名人らのソーシャルネットワークサービス(SNS)から会場の認証写真をたびたび見ることができる。しかし、クラシック公演会場での有名人の認証ショットはなかなかみられない。そのほとんどが静かに来て、公演を見ていくからだ。

朴贊郁監督は、俳優たちに自分が選んだクラシックCDをプレゼントするほど、クラシック愛好家だ。彼はクラシック専門誌とのインタビューで、「映画にはバロック音楽を多く使用したが、普段は交響曲をたくさん聞いており、指揮にはあまり選り好みがない」と話した。昨年、現代音楽演奏団体「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」の公演に足を運ぶほど、ジャンルを選ばないと言われている。

俳優の安聖基(アン・ソンギ)もクラシック愛好家の一人である。彼はソウルから遠く離れた江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)で開かれる平昌大関嶺(テグァンリョン)音楽祭にもよく姿を現す。金憓秀(キム・ヘス)は7年間クラシック講義を聞く一方、クラシック関連書籍もよく購入する。イ・ジョンジェ、鄭雨盛(チョン・ウソン)、ユ・ジテも愛好家に選ばれる。

俳優ハ・ヨンスは特にハープ音楽のマニアだ。「ハープ英才公演に実名で会員登録して予約買いするほど、ハープ公演の熱心なファンだ」というのが、錦湖(クムホ)アートホール関係者の耳打ちだ。コメディアン「朴智宣(パク・ジソン)」は、ビオリスト「リチャード・ヨンジェ・オニール」のファンで、公演はもとより、イベントの司会も引き受けたことがある。

オトゥギの咸泳俊(ハム・ヨンジュン)会長、KTの黄昌圭(ファン・チャンギュ)社長はクラシックアルバム専門店をよく訪れ、専門家に劣らない知見を誇ることで定評がある。



金東昱 creating@donga.com